こんにちは、
岡田宰治です。
前回は「言葉は牽引力として働く」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12809456264.html
良い言葉を増やし言葉を調律することが、健康や開運につながるという内容でした。
現在、拙著リリースから6年経ち、よりまとまった内容にするために改訂に取り組んでいます。
※図入りはこちら
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12810385873.html
今回は「ゆがみの原因とファクター」です。
歩行整体という仕組みは「心と体を正しく使い、言葉、体操、歩行で健康を守る手法」ですが、その前提として、体のゆがみを整復する必要があります。
なぜなら、ゆがみこそが様々な不調の原因でもあるからです。
ですから、歩行整体の三つのステップの1段階目は「不調からの回復」であり、これは、ゆがみによるさまざまなトラブルからの脱出でもあるのです。
ゆがみが原因で起こる不調は想像以上に多いのが実態ですが、たとえば、腰痛や肩こりをはじめ関節や筋肉の痛みなど、ゆがみにより骨格の繋がりが悪くなるので、様々な不定愁訴や機能障害として現れてくるのです。
これにたいして治療家のやるべき事は、関節などの潤滑を改善させること、ゆがみの整復術がメインの仕事となっています。
このように日常の施術においては、各種徒手検査を駆使して骨格、筋肉、皮膚筋膜のゆがみをあぶりだし、整復術によって潤滑を回復させることで、良い状態に戻すことに徹しています。
・ゆがみの原因
いつもセミナーなどでは、「ゆがみの原因は二つしかない」と公言しています。
ゆがみの一つ目の原因は、骨折・脱臼・捻挫・打撲などの衝撃などの外力です。
たとえば、ツルッと足を滑らせて尻もちをつくなどの打撲や、自転車で運転中に衝突を避けようとして転倒するなどですが、これは一瞬にしてゆがみが発生するパターンです。
ウォーキングなどリズム運動の習慣がある人は、リズム運動を通じて直りやすいのですが、運動不足の人などは、ゆがみが取れないまま固まってしまいます。
ですから、たかが打撲などと甘く見たら後が大変というケースがあるのです。
ゆがみの二つ目の原因は、不良姿勢です。
これは、すぐにイスの背もたれにもたれかかる、片方に足を組む、猫背や巻き肩スマホ首など、不良姿勢のくせによって徐々にゆがみが発生するパターンです。
外力によるゆがみは一瞬にして発生しますが、姿勢によるゆがみはクセになってからの期間が、長ければ長いほど悪化し固まってしまうのが特徴です。
外力が原因の場合はそのダメージによって、姿勢が原因の場合はその期間の長さによって、軽度、中等度、強度に分かれます。
軽度の場合は、姿勢矯正と運動だけで直すこともができるのに対し、中等度以上の場合は、潤滑整復術が必要になるケースがあります。
・ゆがみのファクター
うえのようにゆがみの原因は二つですが、要因(ファクター)もバカにできない影響力があります。
たとえば、体が硬いというのは潤滑が悪いことを暗示しているので、既にゆがんでいるともいえる状態ですし、体を動かすのに十分な筋力がないという場合もゆがみ予備軍です。
また、硬さや筋力とも関連するのですが、バランス力が悪いという場合は、ケガをしやすい姿勢が悪くなりやすいなど、ゆがみのファクターといえるでしょう。
ゆがみとは関節や筋肉、皮膚筋膜などの潤滑不全のことですが、その原因はケガや姿勢のクセによって起こります。
しかし、ファクターまで拡げて考えると、関節、筋肉、皮膚筋膜の硬さや、片足で立てないなどのバランス力の低下、筋力が弱って姿勢が悪くなってしまうなど、このあたりまでキッチリと抑えることが必要です。
明確なゆがみが発生しておらずに、このファクターだけが問題であれば、若返り筋メソッドなどのトレーニングで対処できます。
むしろ、施術よりも運動の方が適性があるといえるケースも多いといえるでしょう。
とはいえ、正確に現状を把握できなければピント外れなものになるので、知識や経験豊富なだけではなく診断力があるトレーナーの指導が欠かせないのです。
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『10年後の常識!健康のツボ』
第844号 2023年7月4日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
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人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!