数多くの著作を出版されている稲盛氏ですが、
弊社からも多数の書籍をはじめ、CDやDVD
も刊行しております。
本日は、昨年10月に刊行されるや、たちまち
5万部を突破するベストセラーとなった
『稲盛和夫一日一言』から、
心に響く言葉をご紹介します。
(ここにご紹介するのは、ほんの一部です。
ぜひ366の言葉に触れていただければ
幸いです)
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『稲盛和夫一日一言』より
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◆1月10日 強烈な願望を持つ
願望を成就につなげるためには、
並に思ったのではダメだ。
生半可なレベルではなく、強烈な願望として、
寝ても覚めても四六時中そのことを思い続け、
考え抜く。
頭のてっぺんからつま先まで
全身をその思いでいっぱいにして、
切れば血の代わりに「思い」が流れる。
それほどまでにひたむきに、強く一筋に思うこと。
そのことが、物事を成就させる原動力となる。
◆1月11日 成功するまで諦めない
成功するかしないかは、
その人の熱意と執念に強く関わっている。
成功しない人は体裁のいい理由をつけ、
自分を慰め、すぐ諦めてしまう。
何かを成し遂げたいなら、狩猟民族が槍一本を
持ち、どんなに雨風が吹こうと、獲物の足跡を
何日も追い続け、その住処を見つけ、
つかまえるまで決して諦めないというような
生き方が必要だ。
◆1月12日 経営はトップの器で決まる
経営者の人格が高まるにつれ、
企業は成長発展していきます。
私はそれを「経営はトップの器で決まる」
と表現しています。
会社を立派にしていこうと思っても、
「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」というように、
経営者の人間性、いわば人間としての
器の大きさにしか企業はならないものなのです。
◆1月13日 一歩一歩前に進む
手練手管を駆使し奇策を弄して、
付焼刃の成功を収めたとしても、地に足の
着かない栄華が長く続いたためしはない。
大切なことは正しい道を踏みしめて、
一歩一歩前に進むことだ。
◆1月14日 着実に歩む
いつも高く掲げた目標ばかりを見ていても
ダメなのです。あまりにも遠い道のりを
歩こうと思うと飽きもするし、自分の力の
なさを感じてしまって頓挫してしまいます。
高く掲げた目標は潜在意識にしまっておいて、
一日一日を着実に歩み続けると、とてつもない
ところまで歩いていけるものなのです。
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!