大切なことは顧客側に.多大の手間や努力をさせないこと = 2-1 = 第1,315号

2019/02/24 (日) 7:32

あなたは、あなたの顧客を理解できていますか?

利潤と道徳を調和させることの重要性を説き、
1916(大正5)年に『論語と算盤』
を著した渋沢栄一。

現代においてそれは
「人間学とマーケティング」
という言葉に置き換えられると説くのは、
国際的なトップマーケッターの神田昌典氏と、
その懐刀である池田篤史氏です。

IoTの普及や超AI時代の到来など、
経済・産業ともに大転換期を迎えているいま、
経営者はいま、何をすべきなのでしょうか。

今月下旬に刊行される
『人間学×マーケティング』には、
成熟企業から、新成長事業を生み出すための
ノウハウがびっしり記されています。

本日は、本書の中の一部をご紹介します。

…………………………………………………

「あなたは、あなたの顧客を理解できていますか?」

「??? うちは、お客様のことを大切にしているし、
会話もしているから、ちゃんと、理解していますよ」

といわれるかもしれない。
しかし、それは、本当だろうか?

【 お客様 】についての質問

以下の質問に、お答えください。

1. この1年、あなたの商品を購入したベスト10の
  お客様名をお答えください。

2. この1年、お客様ベスト3の購入金額を
お答えください。

3. あなたのお客様はあなたの商品を購入するまでに
どのような努力していますか?

4. この1年、お客様を紹介してくれた方のベスト3は?

5. あなたのお客様は、何がきっかけであなたの商品を
  知っていますか?

6. あなたのお客様は、なんという言葉で
  あなたの商品を検索していますか?

7. あなたのお客様は、どんな場面で怒鳴りたくなるほど
  怒りを感じていますか?
  もしくは、どんなことに、夜も眠れないほどの
  悩み・不安を感じていますか?

8. あなたのお客様は、どんなことに、
  自分を抑えきれないほど欲求を持っていますか?

理解をしているということであれば、
上記の「8つのうち6つ」は、
経営者であってもしっかりと回答できるだろう。

自社の顧客を理解していなければ、
適切な経営判断はできない。

ベスト3の顧客の名前、購入金額、購入プロセス、
媒体、ニーズ・ウォンツは知っておく必要はある。

この質問を幹部や社員にも聞いてみてもらいたい。
社員は、どれだけお客様のことを理解できているか?
という自社の現状を、会議の場で訪ねてみるといいだろう。

………………………………………
未来につづく会社になるための
論語と算盤

『人間学×マーケティング』

神田昌典+池田篤史・著

定価=本体1,500円+税

【Amazonで先行予約受付中】

 今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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