姿勢は癖であり~体の使い方の習慣! 日常生活の問題点が見える 第 2,710 号

こんにちは、

岡田宰治です。

前回は「50代からの右肩上がりの体力づくり」でした。

https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12795558274.html

今回は「50代からの右肩上がりの体力づくり2」です。

図入りはこちら

https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12796611931.html

現在の立ち位置を把握し問題解決していくというお話でしたが、

今回は、どういう工程を踏めば、

誰でも右肩下がりから右肩上がりに転換できるのか、

その道筋を3つのケースでお伝えしていきます。

・姿勢を見て読み取れること

ここで重要なのは現在の姿勢です。

なぜなら、姿勢は現状の問題を明確に表現しているからであり、

特に50代からは問題解決のためのヒントになるからです。

若い人の場合は姿勢が多少悪くても、

まだ固まっていないので問題は起きないのですが、

50代ともなれば話は変わります。

姿勢は癖であり体の使い方の習慣でもあるので、

そこから日常生活の問題点が見えてくるのです。

特に参考になるのは、

骨盤から背骨にかけてのラインです。

まず下からいきましょう。

なかでも座位での骨盤の傾斜には重要な意味があり、

骨盤が後ろに倒れた姿勢(後傾位)の場合はいろんな問題を引き起こします。

これは事務仕事など座り仕事の割合が高い人に多く、

骨盤が後ろに倒れているので背もたれで支えている姿勢となります。

この姿勢では、背骨がまっすぐに伸びないので、

背骨まわりで体を支えている筋肉群が弱っていきます

あわせて、お尻や太もも後ろの筋群も弱ります。

この姿勢の時間が毎日何時間もあり、

それが何年も経過するとどうなると思いますか?

この姿勢で型押しされたようになり固まってくるのです。

また、骨盤は背骨と繋がっているので上にも影響が現れます。

これが、猫背であり、巻き肩であり、スマホ首であり、

胸が開かないといった胸郭の変形にまで及び、

さまざまな不調を引き起こしていくことになります。

これが立ち姿勢になると、

骨盤は必ずしも後傾せずに前傾するケースも見られます。

このタイプはヒールを常用している人に多いのですが、

骨盤を前傾させてバランスを取ってはいるものの、

やはり猫背、巻き肩、スマホ首の人は多いという現実があります。

この座り姿勢で骨盤が後傾しているタイプと、

立ち姿勢で骨盤が前傾しているタイプの共通点は、

体幹のインナーマッスル(若返り筋)が弱っていることです。

つまり背骨を支えている大筋群が弱ると、

まるで幹が細くて脆弱な木のように背中から上が曲がってしまうわけです。

このような状態になっているのは、

図のA~Eということになります。

治療院に定期的に通っている50代以上の人は、

ほとんどがこの立ち位置にいるといっても過言ではありません。

これが、姿勢だけでほぼ読み取ることができます。

ただ、A~Cの回復段階の人は何らかの不調を抱えているので、

なかなか補強までは行き着けないという現実があります。

しかし、ここで止まっていてはただ流されていくだけとなり、

未来は右肩下がりとなってしまうのです。

だからこそ、治療によって不調が消えた時期が、

運動を始めるのには絶好のタイミングとなります。

ですから、痛みやしびれなどの不調が消えた頃、

または不調が消えそうな時期を見計らって、

次のステップを提案することが大切となるのです。

これが回復から補強への移行タイミングです。

・姿勢が悪い人の問題解決法

ここで、話を姿勢が悪い人に戻しましょう。

特に治療の必要がないのに姿勢が崩れている場合は、

図のDかEの立ち位置となっているはずです。

このポジションにまずやるべきことは、

姿勢が示している現実の原因となっている、

体幹インナーマッスル(若返り筋)を再生することです。

これがダイレクトの姿勢改善法であり、

一番優しい負荷が少ない筋トレでもあります。

なぜなら、姿勢が悪くなるに従い弱っていった筋肉を再生できる方法だからです。

これは、筋トレというよりも、〃姿勢筋を再生する運動療法〃といった感じです。

一般的な筋トレは健康でピンピンしている人が対象で、

この姿勢が悪くなっている人の段階に向けての指導がない、

または著しく少ない、抜け落ちているのです。

そこを埋めるのが仕事だと自覚していますが、

姿勢と不調の関係や、現在の立ち位置とやるべき運動の関係が、

まだ一般的には理解されていないのでこういう啓蒙活動を行っています。

ですから、現在の立ち位置を把握し、

若い頃の姿勢と比べて現在も同じであれば、

体幹のインナーマッスルの筋力は維持されていると考えてください。

もし、今のあなたの姿勢が、

若い頃と比べて劣化しているようであれば、

体幹インナーマッスルの再生トレーニングが必要だとご理解ください。

次回は、姿勢が劣化している人向けに、

体幹インナーマッスルの再生トレーニングとはどんなものなのか、

ということを5段階に分けてお伝えしますのでよろしくお願いします。

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『10年後の常識!健康のツボ』

第831号 2023年4月4日

発行者 健康水先案内人/岡田宰治

公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7

人類健康化の水先案内人/岡田さいじ

さんのブログより転載許可を得て掲載

  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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