威厳の技術を学べば.もう部下なんて怖くない! 第 1,822 号

2020/07/13 (月) 12:30

 上司にとって、部下は厄介な存在。「言うことを

聞かない」「考えてることがわからない」「生意

気」「逆ギレする」「すぐ辞める」など、上司

の悩みは尽きない。が、原因は、威厳を失っ

た上司にある。部下に対して戸惑い、弱腰

になっていては、尊敬も信頼も得られない。

 部下からの評価は、「誰よりも朝早く出社す

る」「部下の名前をきちんと呼ぶ」「『忙し

い』と言わない」など、日々の行動を改善

するだけでも大きく変わる。部下との正

しい向き合い方、その8つのポイントを指南。

 上司は、「空気を作る人」「空気を変えら

れる人」でなくてはならない   

 挨拶は情報の宝庫である

 「覚悟」さえあれば、明日からでも

すぐに実行可能なこと   

 部下の誰よりも朝早く出社すること

で、「畏れ」を手に入れる

 難しい理論やあるべき論を述べるつもりはあり

ません。今までに経験してきた具体的な事例

などをふんだんに盛り込みながら、威厳

のある上司像をお伝えしていきます

ので、是非とも今後の参考にし、

役立てていただければと思います。

 「威厳の技術を学べば、もう部下なんて

怖くない!」。これが合言葉です。

 小泉純一郎さんと麻生太郎さん。もし、あなた

が仮にこの二人のどちらかの部下だったとし

たら、どちらの上司のほうが、部下と

してやりやすいですか? 

 小泉上司は、部下と飲みに行くことなど滅多に

ありません。仕事が終われば、さっさと家に

帰ってクラシックを聞きながら歴史小説

でも読むような頑固者タイプです。

 麻生上司は、毎晩のように同僚や部下を誘って

は、ホテルのバーや居酒屋でオヤジギャグを

連発させる気さくなタイプです。麻生上

司が読むのは、当然マンガ本です。 

 親しみやすさから言うと、やりやすい

上司は圧倒的に麻生さんでしょう。

 小泉さんですが、自分の決めた方針に対する

揺るぎない一貫性と、目標達成のためには

手段を選ばない冷徹さがあり、気が抜け

ない上司として、その部下は常に

緊張感を強しいられます。 

 どちらが「こわい」上司かと

言うと、断然小泉さんです。

 田中和彦『威厳の技術。上司編』

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 今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝!

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