子どもの貧困問題が継続的に注目されれば.支援の機運が高まっていく = 3-3 = 第1,138号

 問題解決に向けて 一人

ひとりができること。

 子どもの貧困問題は、「ジブンゴト」

と捉えるべき問題である。

 子どもの貧困を放置した場合、一学年の

生涯にわたってもたらされる社会的

コストは2兆9000億円である。

 子どもの貧困問題はこれまで

見てきたように非常に規模

の大きく、複雑な問題である。

 その解決のためには、資金や物資、人材、

知見などのあらゆるリソースを

非常に多く必要とする。

 その時に重要となるのが、我々

一人ひとりの力である。

 どんな形でも構わないので、

子どもの貧困問題の解決

に向けて協力をして欲しい。

 お金に余裕のある方は、NPO等へ

の寄付をご検討いただきたい。

 自分の地域にある団体、関心のある

問題に取組む団体など、身近に

感じる団体から寄付をして

みてはどうだろうか。

 時間に余裕のある方は、ボランティア

で支援活動を手伝ってはどうだろうか。

 勉強を教えることができるのであれば

学習支援のボランティアはどうだろうか。

 料理が出来るのであれば、子ども食堂

で料理ボランティアを担うのも

良いかもしれない。

 趣味をお持ちの方は、子どもたちに

色々な世界を見せることができる。

 自分にとっては特別でない何かは、子ど

もたちにとって特別かもしれない。

 お金も時間もない方でも、子どもの

貧困問題の解決に携わることはできる。

 家族や友人、職場の同僚など周りの

人たちと、この問題について

話してみて欲しい。

 社会問題について話す機会

は限られるかもしれない。

 一週間のうち、ほんの5分で良い。

 関連するニュースをSNSで

シェアするだけでも良い。

 我々一人ひとりの関心が積重なって、

社会で問題が継続的に注目されれ

ば、支援の機運が高まっていく。

 その関心を高めるきっかけとして、少し

でも多くの方にこの本が届けばよいと願う。

 本書でも紹介したように、海外の先行研究

では、子どもに対する様々な投資には、

その効果は大変高くなることが

明らかになっている。

 しかもそれは早ければ早い

ほど効果が高くなる。

 国の将来を担うのは子どもたちである。

 私たちには、子どもたちを自立した大人

に育て、様々な立場で社会に貢献で

きる存在にする責務がある。

 親や学校、政治や行政

だけの責任ではない。

 たとえば、子どもの貧困問題に取り組む

NPOへ協力、参加することでも良いだろう。

 この機会に、仲間と連れ立って、新し

く行動を起こしても良いだろう。

 子どもや親から見れば、最初のうちは

面倒くさい、煙たがられる存在

になるかもしれない。

 しかし、それでもいいではないか。

 おせっかいおばさん、おじさんで結構、

「少しうざい、でも気になる」お兄さ

ん、お姉さんになろうではないか。

 日本財団『子供の貧困が日本を

  滅ぼす。社会的損失40兆円の衝撃』

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今回も最後までお読みくださり、

             ありがとうございました。感謝!

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