子供たちの言葉を奪う社会の病理 第 2,636 号

 『ごんぎつね』の読めない小学生、反省文の

書けない高校生……子供たちの言葉を奪う

社会の病理と国語力再生の最前線を描

く渾身のルポ!

 〈バカの壁〉はここから始まっていたか。

子供たちの国語力をめぐる実情から、日

本社会の根底に横たわる問題まで掘

り起こした必読の書。 ――養老孟司

 注意報ではなく警報レベルだ。子供たちの

現状に絶句した。本書の処方箋を、必要

なところに届けること。それがこの

国の急務であり、希望の道筋と

なるだろう。 ――俵万智

∗オノマトペでしか自分の罪を説明できない

 少年たち

∗交際相手に恐喝されても被害を認識できない

 女子生徒

∗不登校児たちの〈言葉を取り戻す〉フリー

 スクールの挑戦

∗文庫まるごと一冊の精読で画期的な成果をあげる

 全人的な教育

∗〈答えのない問い〉が他者への想像力を鍛える

 「哲学対話」……etc.

 「文春オンライン」200万PV突破の衝撃ルポ

「熊本県インスタいじめ自殺事件」を含む、

現代のリアルと再生への道筋に迫った

瞠目のノンフィクション! 今、子供

たちを救えるか? 未来への試金石

となる全日本人必読の書。

 著者は1977年東京生まれ。作家。国内外の貧困、

災害、事件などをテーマに取材・執筆活動をお

こなう。著書に『物乞う仏陀』『絶対貧困 

世界リアル貧困学講義』『遺体 震災、

津波の果てに』『「鬼畜」の家 

わが子を殺す親たち』『浮浪児1945- 戦争が

生んだ子供たち』『原爆 広島を復興させた人びと』

『43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層』

『本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式』

『格差と分断の社会地図 16歳からの〈日本の

リアル〉』など多数。2021年『こどもホス

ピスの奇跡 短い人生の「最期」をつくる』

で新潮ドキュメント賞を受賞。

 人生を気持ちよく生きるための根は、必要な

読書であり、国語力である。

石井 光太  (著) ルポ 誰が国語力を殺すのか

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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