孔子の弟子は人格者ばかりではありませんでした。
中には任侠道を生きてきたような
荒くれ者もいました。
子路(しろ)です。
しかし、そんな荒くれ者の子路も孔子と出会って
著しい変化を遂げます。
────────[今日の注目の人]───
★ 大きな変化を遂げた子路 ★
安岡 定子(こども論語塾講師)
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数多い孔子の弟子の中でも子路は異色の
存在といえるでしょう。
ほとんどの弟子が学問を修めようという情熱
に燃えて入門してくる中、
子路は孔子の風貌や威厳に惚れ込んで門を
叩いたと言われるくらい、スタート時点
から大きく違っていました。
子路は古参の弟子の中でも最年長者です。
任侠道に生きてきただけに一本気で
荒っぽいところもありました。
そのために孔子から怒られたり、呆れられたり
することもたびたびでしたが、他の弟子には
欠けているものを持っていました。
それが……。
※子路だけが持っていたものとは
何だったのでしょうか。
孔子はその長所に目を止めて教育し、子路は
著しい成長を遂げます。
孔子の教育の秘密は
『致知』でお読みください!
『致知』2016年6月号
連載「親子で読む孔子の人生」P112
今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。 感謝!