実は腎臓及び副腎と体の疲れには 深い関係があります 第 632 号

 気になるあなたの疲れはどこから来ている

のでしょうか。

 もしかしたら、腎臓からきているかも

しれませんよ。

───────「今日の注目の人」───

☆ あなたの疲れはどこから? ☆

寺林 陽介(六本木・寺林治療院院長)

───────────────────

 私が院長を務める六本木・寺林治療院には、

頭痛・肩凝り、膝や腰の痛み、神経痛、

浮腫など、様々な体のトラブルを

抱えたお客様がいらっしゃいます。

 中でも特に多いのは、「最近、なかなか疲れが

取れない」「怠くて、やる気が起きない」

というお客様です。

 こうした相談を受け、私は「疲れを解消する、

簡単で即効性があり、かつ効果の高い方法は

ないだろうか」と、模索していたのですが、

そんな中、「疲れている」というお客様

必ずあるツボが凝っていることに

気づきました。

 そのツボとは腰にある「志室(ししつ)」です。

 志室は、背骨から親指三本分ほど外側

にある“腎”に効くツボです。

 東洋医学では、腎臓と、腎の上にある副腎を

合わせたものを腎と呼んでいますが、実は

腎と体の疲れには深い関係があります

(中略)

 そこで「疲れの原因は腎の疲れにあるのでは

ないか」と考えた私は、志室にしこりのある

方については、志室を入念にマッサージ

するように心掛けるようになりました。

 すると、「それまでの疲れが嘘のように取れた」

という感想をいただくようになったのです。

 それに留まらず、何度も施術した方からは、「目

のくまが取れた」「肌の調子がよくなった」「便秘

が改善した」「悩んでいたぽっこりお腹と、

重かった生理痛が改善した」「白髪が

減った」「足の浮腫が取れた」

「血圧や血糖値が下がった」などという声も

数多く寄せられるようになりました。

 とはいえ、腎が健康に大切なことは分かっても、

「腎のツボの位置を正確に把握するのは難しい」

「忙しい自分にはできない」などという方も

いらっしゃることでしょう。

 そこで本欄では…

腎のマッサージを活用し疲れ知らずの体を

ぜひつくってください!

 『致知』2017年5月号

         連載「大自然と体心」P130

今回も最後までお読みくださり、ありがとう

             ございました。感謝!

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