今から約170年前、
日本に黒船が来航した当時、
勝海舟は31歳、
西郷隆盛は27歳、
吉田松陰は24歳、
坂本龍馬は19歳、
福沢諭吉は19歳、
大隈重信は17歳、
高杉晋作は15歳、
伊藤博文は13歳でした。
この若者たちが、
「これは日本の危機だ」と立ち上がったことで、
列強の属国とならず、
独立国として今の日本が存在しています。
当時の若者はなぜ、
未曾有の国難に瀕しても心が折れず、
冷静な判断で危機に対応できる程の人格を、
確立できていたのでしょうか。
その理由は、江戸時代ほとんどの人々が
中国の古典『大学』を読み、
人間学を学んでいたからではないかと、
弊社社長・藤尾秀昭は言います。
CD「NHKラジオ深夜便『人生の達人たち』」
では、『致知』の名前の由来である『大学』に
ついて、藤尾独自の解釈をご紹介しています
そして、幕末の人物とは対照的に、
幼少期に古典や人間学に触れる
機会がない日本の現状に対して、
危機感を抱く内容となっています。
「その国がどういう20代、
30代をもっているかでその国の将来は決まる」
とは、藤尾の言葉ですが、日本の未来を想い、
人間学の普及一筋に努めてきたからこその、
情熱のこもった語りは、聴く者の心に
知らず知らず火を点ける力を持っています。
先達の知恵の集大成である古典に学び、
一心不乱、無我夢中に仕事に打ち込んできた
藤尾の言葉を心の糧とし、
日々の活力にしていただければ幸いです。
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CD「NHKラジオ深夜便『人生の達人たち』」
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講師:藤尾 秀昭
収録時間/77分
定価/1,100円(税込)
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!