感謝を忘れたとき.組織は崩壊する = 2-2 = 第1,532号

 ホームページに、聞き取ってきた必要な物資

とその数を掲載し、それをツイッターにリン

クして拡散し、全国の人から物資を直送し

てもらい、送ったという報告だけは受け

取るようにして、必要な個数が送られ

たら、その物資に線を引いて消していくのだ。

 10分あればできることがある、いまの自分

にしかできないことがある。

 フェイスブックのグループをつくる機能を使う

ことで、グループや支部ごとにメンバーの登録

や情報の伝達、共有、交換が容易にできる。

 そしてフェイスブック上に、マネジメント、

web構築、会計、翻訳、電話窓口、渉外、

庶務、公的支援申請、広報など、多く

のチームが立ち上がっていたのである。

 情報拡散のツールであるツイッターと、組織

運営ツールとしてのフャイスブックのグルー

プ機能が、「ふんばろう」の両輪となり、

被災地を駆け巡ることになるのである。

 「重機免許取得プロジェクト」で

121名が免許取得。

 親族のネットワークがこれほどまでに心強い

ものであることもまた支援を通して学んだこと。

 僕らが少しでも進めておけば、次の世代

がさらに進めてくれる。

 現地での体感を「方法化」していく。

 誰に何を配ったかをデータ化して、

どんどん配っちゃう仕組み。

 最後の5%にはこだわらず、あまり厳密に

考えすぎずに、95%のところで、どん

どん迅速にやっていく。

 プロジェクトを成し遂げる「核」は、何か。

「目的」を共有することは、活動が目的

からブレないためにも重要になる。

 ボランティア・プロジェクトチームのトラベル

を減らすための7か条。建設的な場に

するために心がけたいこと。

1.質問は気軽に、批判は慎重に。

2.抱えてから揺さぶる。

3.集中攻撃に見えるような言動は慎みましょう。

4.初めての参加者も見ています。

5.電話や直接会って話しましょう。

6.休むこと。

7.被災者支援を目的としている人はすべて味方です。

 こうした処方箋は、かなり効果があった。

この文章が定期的に読まれることで、

予防効果もあった。

 階層をつくらず、シンプルにする。

 心だけで動いているボランティアはモチベー

ションがすべて。いろいろ大変だったけど

やってよかった、と思ってもらうこと

は決定的に大事。

 感謝を忘れたとき、組織は崩壊する。

 西條剛央『人を助けるすんごい仕組み』

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今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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