我われ人間は偉大なものと.どこかで繋がっている 第 522号

 すべてのことは繋がっている

連載「生命のメッセージ」では、そんな神秘的

な世界が語られています。

────────[今日の注目の人]───

☆ サムシング・グレートを語る ☆

大倉正之助(大倉流大鼓を受け継ぐ能楽師)
    ×
村上和雄(筑波大学名誉教授)

───────────────────

【村上】
 サムシンググレートというのは何かというと、

私の定義はシンプルなんですよ。

 私どもには両親がいますよね。そしてその

両親にもそれぞれ親がいる。

 どこまで遡っても、子供は親なしでは

生まれません。

 だからサムシンググレートというのは、神様

のように断絶した存在ではなく、親の親の

親のようなものなんですね。

 そう考えれば、サムシンググレートも

非常に身近に感じられる。

 そして日本人はそういうことを感覚的に

分かっていたのではないでしょうか。

 我われ人間は偉大なものとどこか

で繋がっている。

 そう思います。

【大倉】
 繋がっているということに関して、とても

印象に残っている舞台があります。

 それはちょうどミレニアムの年に、7,000名

が収容できるヴァチカン宮殿内のホールで、

大鼓の独奏をさせていただいた

時のことでした。

 演奏後、水を打ったように会場全体がシーン

と静まり返って、静寂に包まれました。

 その会場には確かに世界各国から集まった

7,000名の人たちがいたわけですが、

静寂の無の中にすべてが凝縮

されて一つに繋がっている、

そんな感覚でした。

【村上】
 それは神秘的ですね。

【大倉】
 ええ。そして次の瞬間その静寂を破るように……

※大鼓の独奏など、能楽の世界に新しい風を吹き込み

続ける 大倉さんの話の続きは本誌で。

 『致知』2017年1月号

       連載「生命のメッセージ」P104

 今回も最後までお読みくださり、ありがとう

             ございました。感謝!

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