自らの実体験をもとに編み出した「最短最速の
英語勉強法」を開陳。
私は海外経験ゼロだった。
社会人になってから英語を勉強をしたのは
1年だけ。
知力も体力も人並み。
しかも、超ドメスティック人間。
「自分に必要なのはどんな英語か」を
まず明確にする。
逆に、学習目的を明確にすると、そこから逆算
して、勉強しなければならないこと、勉強
しなくてもよいことが分かる。
特に、手抜きをしていいところが分かることが、
短期間で英語をマスターする上で非常に重要。
使える英語を一年でマスターする秘訣は、
ズバリ「超目的思考」に徹することだ。
一年後の飛行機チケットを予約せよ。
まず一年後のゴール設定を。
おすすめの行き先は、自分の業界の「海外見本市」。
同業界の海外のビジネスパーソンと英語で会話して
いるところを想像するのは、なかなか楽しいもの。
教材は一つに絞る。
イチ押しは、好きな映画。
ヒアリングについては、「インプットは大量に、
ただし教材は少数精鋭で」という
のが絶対のルール。
「スクリーンプレイ」というサイトから出ていた
映画シナリオ本をテキストとして使った。
このシナリオには、すべての台詞と日本語訳が
掲載されている。
これを毎日、通勤電車の中ですべての台詞を
暗記するまで繰り返し聞いた。
厳選した一冊を丸暗記し、最低限の言い
回しをマスターする。
英語での交渉・プレゼンは、「カンニング
ペーパー」を作って臨む。
その日の交渉で自分で言いたいことをA4一枚
にまとめた「英語交渉シート」を、
事前に作っておくこと。
このシートには、「テーマ」「事実」「結論」
を明快な英文で書き込む。
使うことが予想される専門用語は、
A4一枚にまとめておく。
わたしはこれまでの仕事人生を振り返ると、
それは「プロジェクト」というものに
すべてを懸けてきた人生だった。
社内で何かしらの問題解決が必要になると、
私のところへボールが飛んできた。
わたしに求められたのは、問題が泥沼化して
メチャクチャになったところをきれいに
する掃除屋さんみたいな役割だった。
当時は大変だったが、今思えば、私が積み重ねて
きたプロジェクトマネジメントの実績を
周囲も評価し、頼りにしてくれた。
プロジェクトに携わることは、私のライフワークだ。
「英語学習もプロジェクトである」
と思ったため、この本を書いた。
どんなプロジェクトにも、「目的」「納期」
「コスト=予算、人員」の3つの条件がある。
そして、納期までに目的を達成するために、
限られた資源をやりくりしていくのが、「プ
ロジェクトマネジメント」である。
英語をマスターしたことで、人生の
可能性が劇的に広がった。
三木雄信『英語は1年でマスターできる』
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今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。感謝!