大事なことは、自分自身が正式にリーダー
としてポジションに就いていようがいま
いが、率先して取り組むこと。
ゴールドマンサックス(GS)の先輩
社員は、みなこう言っていた。「米国
系金融機関というと、個人の成果
や能力に注目されがちだが、
実はゴールドマンは、
チームプレイが
できる人を
求めている。
社内にはそういうタイプ
の人が集まっている」
GSやマッキンゼーでのチームプレイは、
「ギブ&テイク」よりも、「シェア
&シェア」の精神があった。
目の前の仕事と組織に
のめりこんでみる。
仕事を引き受けたら、5分間
限定で一気に取り組む。
その際、明確にしておくべきことは、
1.締め切り。
2.目的。
3.アウトプットイメージの共有。
HBSをはじめ、欧米のビジネススクール
に出願する際には、大学時の成績表や
推薦状などのほかに、エッセイ
が必要になる。
エッセイで聞かれる2大テーマは、
大きく分けると、「過去の実績」
と「将来の目標」だ。
ハンカチにこだわるべき理由。
パリッとしていてセンスの良い
ハンカチは、清潔感の象徴。
他人に見せるためではなくて、
あくまでも自分の心がけ。
エリートたちも実践している陰の努力。
マッキンゼーのコンサルタントは、
どんな難問も瞬間的に、論理を
分解し、整理できるかと
いえば、そうではない。
実は、何度も紙に書き、ぐちゃぐちゃ
の論理を、やっとのことで整理する。
ゴールドマンサックスのプロフェッ
ショナルは、もともとコミュニケー
ション力に秀でていて、プレ
ゼンが上手かといえば、そうではない。
実は陰で、何度もリハーサルして、話の
流れや強弱などの細部にわたり、
繰り返し練習している。
ハーバードの学生は、自信に満ち溢れ、
自分の目標に向かってまっしぐらに、
キャリアを走り抜けているかと
いえば、そうではない。
繰り返しの自己分析を通じて、自分
の強みと弱みを見分け、おぼろげ
ながら自分の情熱を、軸の
ある目標に落とし込んでいる。
そして日々の積み重ねから、少し
ずつ自信を深めていっている。
結局のところ、表に見えないところで、
自分をしっかりと見つめ、自分と対話
し、自分をモチベートしているのだ。
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝