呼吸力がわかる呼吸Testとは
こんにちは、
岡田宰治です。
前回は「口呼吸と鼻呼吸筋、運動による使い分け」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12830140622.html
今回は〃「呼吸力がわかる呼吸Testとは」〃です。
呼吸というのは、日常無意識に行っているので、
そこに関心をもち意識を向けないかぎり、
自分の呼吸をチェックすることはできません。
そこで、今回は呼吸力の現状把握と、
簡単なトレーニングをお伝えします。
※図入りはこちら
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12831110894.html
・現在の呼吸をチェックする
前回お伝えしたように、
息を吸うときの鼻呼吸の徹底は健康に不可欠です。
まずはじめに、鼻呼吸による、
1分間の呼吸数を確かめてみましょう。
タイマーを用意して、
座った姿勢で60秒で何回呼吸したか計測してください。
吸って、吐いて、これで1回として計測します。
私の場合は、7から8回ぐらいですが、
妻にやってもらったところ14回だったので、
個人差が相当あることに驚きました。
ちなみに医学的には、
1分あたり12~20回程度が正常で、
10~12回以下は徐呼吸、
20~25回以上は頻呼吸となっています。
これでは私は徐呼吸以下となってしまいますが、
健康で体調も良いので気にしなくてよさそうです。
スポーツや武道、健康法の世界では、
呼吸は激しいより穏やかな方が良いとされ、
呼吸数は多いより少ない方が良しとされています。
・呼吸テストについて
呼吸テストとしては、呼吸の回数や肺活量、
最大酸素摂取量の測定などがあります。
なかでも最大酸素摂取量とは、
持久力を測る一つの指標で、
二酸化炭素への耐性が強くなるほどに、
最大酸素摂取量が高くなるといわれています。
なぜなら、二酸化炭素への耐性が強いほど、
赤血球が増えるので最大酸素摂取量が高くなり、
ひいては体力アップにつながるからです。
そこで、呼吸のテストとして、
「体内酸素レベルテスト」という方法を使って、
二酸化炭素への耐性を測定してみましょう。
これは、病気の人にはリスクがありますが、
健康な人の現状把握にはよい方法です。
・やり方
1.ふつうに、鼻から息を吸い、鼻から息を吐く
(静かに息を吐いてから息を止める準備)
2.鼻をつまむ
(息を止めて肺に空気が入るのを防ぐため)
3.息を止めて「息をしたい」という
欲求を感じるまで計る
(テストスタート!)
4.欲求を感じた時点でストップする
(唾を飲み込みたくなる、気管が収縮する、
呼吸筋の収縮など)
5.ふつうの呼吸に戻す
(大きく息をしなければならないようなら、
息を止める時間が長すぎ)
・結果判定
1.10秒以下
かなり呼吸が浅いレベル
健康リスクが高いので、
まずは鼻で呼吸することをめざす
2.10秒から20秒
まだ呼吸が浅いレベル
日常生活は鼻呼吸だけをこころがけ、
口呼吸はできるだけ減らしていく
3.20秒から30秒
日常生活は鼻呼吸ができているレベル
呼吸エクササイズや鼻呼吸だけで歩くようにする
4.30秒以上
ウォーキング時も鼻呼吸できるレベル
呼吸エクササイズや速歩など、
積極的に呼吸力を高めることが可能
※参考文献 人生が変わる最高の呼吸法
パトリック・マキューン著 桜田直美訳 かんき出版
・まとめ
私は今年、口呼吸から鼻呼吸に切り替えましたが、
初めは上のテストで15秒ぐらいが限界でした。
それを機に日常生活や睡眠時に鼻呼吸を実施し、
ウォーキングにも取り入れるようにしたところ、
はじめは苦しくて途中で口呼吸になりましたが、
鼻呼吸で速歩(40分)ができるようになりました。
そして現在は、一日に一回ですが、
丹田呼吸の実習を行っています。
1分間、息をゆっくりと長く吐き、
そして吸うというリズムで、
10分間ほどの呼吸トレーニングを行っています。
途中経過ですが、
40秒で吐き10秒で吸うまでになりました。
それらの成果としては、
無意識で終日鼻呼吸となり、
普段の呼吸はゆっくり静かな呼吸に変わりました。
「たかが呼吸」、と思う向きも多いでしょうが、
呼吸法は、健康寿命を伸ばすため、
生涯現役をめざすのにも、
欠かせないと確信しています。
ほんとうに、呼吸は深いです。
次回は、「腹圧と姿勢について」をお伝えします。
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第866号 2023年12月5日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
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人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!