松下電器産業(現・パナソニック)で経営の
神様・松下幸之助の薫陶を受け、その教えの
神髄を多くの人々に伝導している一般社団法人
「和の圀研究機構」代表の中博さん。
その中さんの好評WEB連載がいよいよ最終回と
なりました。
最終回では「経営の神様・松下幸之助が日本人
に本当に伝えたかったこと」というテーマで
お話しいただきました。
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飛鳥文化財団を例にお話ししたように、松下幸之助
は単なる電機メーカーの経営者という立場で
世の中を見ていませんでした。
松下幸之助は、企業というのは国家や
社会と共存・共栄しながら発展していくもので
あると考えており、実際、日本の政治や社会に
何かおかしいと感じるところがあれば
「ちょっと待ってや!」と、たとえ時の総理で
あっても堂々と自らの意見を主張していました。
経営者でありながら、常に日本の政治や社会の
あり方を憂い、広い視野と見識をもって
「物申していた」のです。
ですから、いまの経営者も、「自分の会社さえ
儲ければいい」ではなく、日本の政治や社会は
どうあるべきなのか、そのために自分は何が
できるのかを常に考え、時には政治に対して
物申すくらいの気概を持ってほしいと思います。
それが政治や社会をよりよい方向へと導き、
ひいては経営の安定と永続的な発展へと
繋がっていくのです。
また、松下幸之助は……
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!