テレビ、新聞、雑誌などで話題のイングリッシュ・
モンスター菊池武彦氏が『世界では、日本は「こ
んな」ふうに言われてますよ! 』を刊行しました。
ひきこもり時代に読みあさった一流の英米
メディア「エコノミスト」「タイム」「ニ
ューズウィーク」。それらに書かれた
日本の記事があまりにも誤解に満
ちた内容であることに驚愕し
た著者・菊池氏。
それ以上に驚いたのが、日本人がそのように
世界で認識されているということすら知ら
ないということでした。そして、イン
グリッシュ・モンスター菊池氏が
日本を勝手に代表して、ひと
つひとつの記事に反論し
たり、鋭い指摘に
ときにはうなずいたりしています。
英米人には奇異に映る日本人の血液型至上主義
から、東日本大震災における世界の報道まで、
硬軟織り交ぜて「日本人が知らない、日本
人の評判」について書いています。
日本のメディアに対しては比較的左翼的思考、
しかしながら英米メディアに対しては右翼的
思考になる菊池氏。本人自ら「英語
右翼」と語ります。
35歳から英語を勉強していて気が付い
たらひきこもっていたのだ。7年間 !!
部屋にひきこもったボクは、リーディングは
英語学習の要と考えて、タイムやニューズ
ウィークやエコノミストといった英米
の主要雑誌を原文で読むことにした。
何時間もかけて一字一句正確に読むことに
重点を置き、知らなかった単語をひたすら
覚えたことで、辞書なしでもかなりの
スピードで正確に読めるようになった。
ファイト ! 今、ボクはよく都内の喫茶店で
英語を勉強しているが、お昼時になると
近くの席でサラリーマンやOLさんが
辞書を片手に英字新聞を読み始
めることがある。
そんなとき、ボクの心のなかに「ファイト」と
いう中島みゆきさんの歌が聞こえてくる。闘っ
ている君たちの唄を闘わない奴等が笑う
だろうと、聞こえてくる。
自分は何の努力もせず、真面目に、愚直に、
知らない単語を調べ、複雑な英文と格闘
している人間を嘲笑うような連中、
中島みゆきさんの言「闘わ
ない奴等」が多すぎる。
だからこそ、ドトールやベローチェで、雑音
に耳を貸さず、5分、10分と貴重な時間を
割いては難解な英文と格闘している人
を見かけると、ボクは思わず「が
んばってください。どこかわ
からないところはありませんか?」
と声をかけたくなるのだ。
菊池健彦『世界では、日本は「こんな」
ふうに言われてますよ!』
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!