早口言葉を毎日やっていると.脳がつくり替えられる 第 617 号

 月刊『致知』2016年12月号に掲載され、読者に

大きな衝撃を与えた川島隆太先生と齋藤孝先生

の対談「素読のすすめ」

 特に驚いたのは、川島隆太先生が、仙台市で

7万人の子どもたちの脳を調べて分かった

という衝撃のデータでした。

スマホやSNSの利用と学力との

関係が明らかになってきました。

 そこで分かったのは、これらを使えば

使うほど学力は下がります。

▼家で全く勉強していない子供たち

のグループがあります。

 スマホをいじらない子はある程度の点が取れる

のですが、その先、使い始めると睡眠時間は

一緒でも、そこから点が下がっていくんです

 要はスマホを使ったことによって、脳の中の

学習した記憶が消えたということです。

 フェイスブックやLINEに代表されるSNSを

やっていると、脳に抑制が掛かることになり、

実際に測定すると、脳が眠った状態

なっているというのです。

 その逆に「素読」は脳の機能を高める、という

実証データを、川島先生は数多く取られています。

素読を速くやることは脳の機能の低下を食い

止めるし、子供たちの場合は、発達期に

脳の器が大きくなるわけです。

○分かったことの一つはできるだけ速く

読むトレーニングの効果です。

 速く読むことで頭の回転速度が上がります。

 例えば、早口言葉のようなものを毎日やって

いると、脳がつくり替えられるという

ことが見えてきたんです。

○(認知症のお年寄りに)素読を続けると

劇的な変化が見られます。

 認知症の進行が止まるだけではなく、

改善していくんです。

 齋藤孝先生は、「このまま脳の器のできない

日本人が増え続けていくと、大変な国家的

損失になりかねません」と、読書離れと

スマホ中毒の悪影響について言及されています。

 国民に警鐘を鳴らし、「素読で日本人の

脳を救え」と訴える本書。

 このたび「致知ブックレット」と称して、

手渡しで勧めていただけるような小冊子

サイズにいたしました。

 ぜひ多くの方の手に取っていただける

ことを願っています。

──────────────────

素読で日本人の脳を救え

 『致知ブックレット 素読のすすめ』

      川島隆太・齋藤孝=共著
  
   定価=本体600円+税/新書判

【アマゾンで先行予約受付中】

──────────────────

「スマホやSNSを使えば使うほど学力は下がります。

それは睡眠時間や勉強時間とは関係ありません」川島隆太

「文章を素読するのは素朴なようでも、学習力をキープ

していく上では、とてもいい方法なのです」齋藤孝

(目次)

素読と脳のメカニズム
・素読でコミュニケーション能力が高まる
・スマホ利用と学力低下の恐ろしい関係
・素読を早くやれば頭の回転が速くなる
・素読は認知症改善の劇薬
・詰め込み教育は是か非か
日本語のリズムと言葉の美しさ
・学校における努力、家庭における努力
素読は日本人の精神文化を育ててきた

※本書は月刊『致知』2016年12月号に 掲載

された対談記事をそのまま書籍化したものです。

※小冊子のようなコンパクトサイズです(全48頁)。

今回も最後までお読みくださり、ありがとう

             ございました。感謝!

スポンサードリンク

♥こちら噂の話題満載情報♥

ぜひ、いいね!を「ぽちっ」とお願いします

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください