こんにちは、
岡田宰治です。
前回は「正しい歩行のチェックポイント」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12812368112.html
現在、拙著リリースから6年経ち、より分かりやすくするために改訂に取り組んでいます。
※図入りはこちら
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12813310220.html
今回は「健康回復と健康増進の歩行、何が違う?」です。
拙著「歩行整体メソッド」には、健康回復歩行と健康増進歩行、大別すると2種類の歩行が載っています。
さらに細分化すると健康回復には3種類、健康増進には2種類の歩行がありますが、これらの歩行は何が違うのでしょうか。
この5種類の歩行では何が違うのかといえば、歩く速度、スピードによって分類されており、現在の立ち位置や目的によって歩くスピードを変えて使い分けます。
もちろん、スピードがすべてではなく、歩行姿勢や歩き方のほうが重要ではありますが、目的別に分類するとスピードの違いが分かりやすいポイントとなります。
・健康回復歩行(リハビリウォーキング)
たとえば、胃腸の調子が悪い場合は「ゆっくり歩行」、腎臓や泌尿器系の調子が悪い場合は「しっかり歩行」、呼吸循環器の調子が悪い場合は「しっかり速歩」という具合に、未病からの健康回復のために臓器が喜ぶスピードで歩くわけです。
たとえば、心臓が弱っていたときには、しっかり歩行のスピードで歩くと楽になり、下痢が続いていたときには、ゆっくり歩行のスピードで歩くと楽になりましたが、このように、各臓器を回復させるのに適したスピードがあるのです。
・健康増進歩行(若返り筋ウォーキング)
未病から脱出したら健康増進歩行の段階となりますが、ここから先が、大腰筋など若返り筋を積極的に使う歩き方、これが若返り筋ウォーキングと呼ぶ歩行となります。
これには、「ダイナミック速歩」と上級編の「異次元歩行」があります。
ともに速歩ですが、全身の関節や筋肉の潤滑が高まるほどに、しなやかで高速のウォーキングができるようになります。
それを言葉にすると、骨盤を起こしてニュートラルな状態をつくり全身の軸を整えたうえで少し前傾し、胸郭の上と下という正しい手足の付け根を意識したうえで、丹田に重心を置きインナーマッスル主導で長い手足を使って歩くこと、こんな感じにまとめることができます。
言葉ではこれだけであり、このウォーキングができれば高い健康効果が得られるのですが、実際は、これがなかなかできないのです。
なぜなら、姿勢の癖がついていたり老化も手伝って、すぐにはその姿勢で歩けないからなのです。
たとえば、背骨や股関節が硬かったり、骨盤が後傾して固まっていたり、筋肉の柔軟性の低下やインナーマッスルを中心とした筋力不足によって、上の姿勢でウォーキングできるまでにはそれなりの手順が踏むことが必要だからです。
それをシステマチックにし可能にしたのが、5つのステップにより完成する「若返り筋メソッド」です。
歩行整体は未病からの回復から若返りまでの体系ですが、今回の歩行分類で示すと、未病からの回復にはリハビリウォーキングである健康回復歩行を使います。
健康になってから後は若返り筋メソッドというシステムを使って自立し、自分で健康管理できるところまでもっていけるようになっており、自分の体は自分で護るという向きには喜ばれています。
これは、医療や介護のお世話になりたくない人向けの方法だといえるでしょう。
※「若返り筋メソッド」認定トレーナー制度について
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12128671549.html
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『10年後の常識!健康のツボ』
第847号 2023年7月25日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
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人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!