こんにちは、
岡田です。
正しい歩行とは、
バランスの良い姿勢で行う理にかなった歩行習慣でしたね。
潤滑整体でゆがみを取り、
体操で筋力と柔軟性を回復させ、
正しい歩行習慣で健康管理。
これが「歩行整体」のしくみです。
今回も正しい歩行のポイント。
それでははじめましょう。
参考写真がブログにありますので、
文字だけで分かりにくい場合は参考にしてください。
・横から見て頭から足まで一本の軸が貫くこと
・横から見てやや前傾位の姿勢で歩くこと
このふたつは一緒に説明します。
頭から足まで一本の軸が貫くようにとは、
全身が一直線に伸びた姿勢のこと。
ねこ背やお腹を突き出した姿勢、
骨盤が寝たりひざが曲がったりしない姿勢です。
細かいことをいっても解りにくいので、
横から見て「かっこいい」「きれい」「さっそうとした」
こんな感じの歩行姿勢をイメージしてください。
つぎに、やや前傾の姿勢についてですが、
以外にこれができない人が多いのです。
一本の軸が貫いた姿勢であっても、
その場足ふみではなく前に進むのですから、
やや前傾する必要があります。
前回説明した「骨盤が起きているか」も、
前方への推進力と大きくかかわります。
これも同じで、
重心がつま先寄りに移らないと、
うまく腰~足へと運べないのです。
足を前に出すという感じではなくて、
腰から前に出るというイメージですね。
・前足着地時にひざが曲がらないようにすること
これは「かかとから着地しましょう」と似ています。
では、なぜ「かかとから着地しましょう」
と言わないのかを説明しましょう。
かかとに意識を置きすぎると、
足だけが前に出てかかとをたたきつける、
という誤解が生まれるからです。
たとえば、北朝鮮の軍隊行進のように、
ひざを伸ばして足を前に出す、
という形と勘違いするのです。
そうではなく、
かかと着地とほぼ同時に骨盤に重心が載る、
という感じで体重移動するので、
前足を振り上げるのとは全然違うわけです。
着地の時にひざが曲がってしまうと、
重心移動がうまくいかずひざを痛めます。
この2点があるので、
ひざが曲がらないように注意が必要です。
・後足裏全体で地面を蹴るイメージをもつこと
親指の付け根で蹴るという意見もありますが、
これもよく勘違いしやすいところです。
地面をしっかりと足裏全体で踏みしめたうえで、
おしりの奥にある股関節で、
後ろ足で蹴り骨盤を前に送るという感じ。
この部分は地に足がついた歩行をするためには、
とても重要なポイントです。
写真でとれば、
親指で蹴っているように見えますが、
足が地面から離れている瞬間に、
そう見えるだけなのです。
全体に足の使い方としては、
足を前に出すのではなくて、
足がはじめに着地するだけのこと。
おしりで地面を蹴るほうが
メインの動作だと考えてください。
こうイメージするだけでも、
やや前傾した姿勢になりやすいですし、
今回の3点の共通項だといえます。
ここから先は次回に続きます。
『10年後の常識!健康のツボ』
第526号 2017年5月29日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじさんのブログ
より転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。 感謝!