こんにちは、
岡田です。
前回は「骨格の修復メカニズムが分かれば的確に対処できる」
人間が車と違うのは自動修復能力が備わっていること。
それを引き出すのは治療家の仕事でもあるが、
歩行によって自動修復能力を引き出すことは可能という内容でした。
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歩行整体メソッドは3本の矢を使った回復~若返りのしくみ。
3本の矢とは1.潤滑整復術 2.体操&運動法 3.整体歩行。
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今回は健康の要でもある整体歩行、
ということで正しい歩行についてお話します。
正しい歩行というのは、
正しい姿勢で歩くということが大前提。
そのうえで、
40分歩き続けると嬉しい効果が現れますよ。
まあ、簡単に言えば、
こういうことになります。
では、どうやったら正しい姿勢で歩けるのか。
これが人によって体についたクセが違うこと、
また、現在の立ち位置が違うので難しいのです。
まず、体のクセからいきましょうか。
・骨盤や股関節がゆがんでいる(左右非対称)
・骨盤や股関節が硬い
・足首が硬い
・足先が開いている(閉じている)
・重心が左右のどちらかに偏っている
・大腰筋を中心とした体幹筋の力が弱い
・猫背や巻き肩などで体の軸が通っていない
このどれかひとつでもあると、
正しい姿勢では歩けません。
わたしは、内臓の弱さと、
骨盤のゆがみや重心の偏り、
体幹筋の弱さなどを歩いて克服しましたが、
試行錯誤しながらなので10年もかかりました。
もし、私のように歩くだけのパターンで
正しい歩行姿勢を作ろうと思えば、
常に現状を把握しながら進める必要があります。
そのためには月に一回は体の点検をし、
毎回現状の把握と次の課題をみつけ、
解決策を宿題として持ち帰って実行していただく必要があります。
解決策は、潤滑整復術と筋トレや柔軟体操です。
この方法では、
私が通ったような試行錯誤の時間は省くことができるので、
最短で正しい歩行を身に着けることができるでしょう。
なぜ、そこまでして
正しい歩行姿勢を作らないといけないのか。
理由は簡単。
正しい姿勢で歩けるようになると、
骨格と内臓の両方が元気になるからです。
だから、
健康管理がぐっと簡単になります。
正しい姿勢で歩けるようになると、
まず変化が現れるのは内臓です。
内臓の未病が歩行により一番変化を実感しやすいところです。
・消化器系
・泌尿器系
・呼吸循環器系
・自律神経系
・脳や気力活力
すでに病気になっているレベルは別として
これら内臓機能は目覚ましく改善します。
以前の私のように、
体質が弱い場合は特に変化がよく実感できるでしょう。
ちなみに私は、
上の5系統すべてに問題を抱えていましたが、
いまでは、高血圧以外は何の問題もありません。
そうなんです。
歩行で一番変わるのは内臓の調子。
そして、骨格や筋肉のバランスが良くなります。
正しい姿勢で40分歩く習慣を作るだけで、
残りの人生が変わるのです。
だから繰り返しお伝えしています。
私も学ばせていただいた、
専門の研究機関では20年もっと前から結果は出ています。
では、なぜ誰も知らないのでしょうか。
普及していない理由は、
ビジネスとして成り立たないこと。
それと、治療家の本能は治すことなので、
歩行の指導は二の次になってしまうこと。
もうひとつは、
歩行の継続はしんどいのでなかなか続かないこと。
この3つがネックになって、
何年たっても同じような状況が続いているのです。
前回の話で、
人間が車と違うのは自動修復能力が備わっていること、
といいましたが、
歩行こそが自動修復能力のスイッチであり要なのです。
それを引き出すのが私たちの仕事ですが、
「正しい姿勢で歩けるようになるまで」
まずは、ここが一番重要な段階だと考えています。
なぜなら、
正しい姿勢で歩けないと良い結果が出ないからです。
そのために治療が必要であり(第一の矢)
そのために筋トレが必要なのです(第二の矢)
しかし、それもこれも
正しい姿勢で歩くために必要だから力が入ります。
だから一番重要であり健康の要は整体歩行(第三の矢)
これが正しい姿勢で歩く習慣作りであり、
歩くだけで健康管理できる方法なのです。
第一の矢(関節、筋肉、皮ふの潤滑整復術)
第二の矢(筋トレや体操、姿勢矯正)
第三の矢(整体歩行)
歩行整体メソッドは、現在の立ち位置を知り、
ゆがみの解消から弱点の補強、
セルフケアまで一貫した回復~若返りまでの仕組み。
歩行整体メソッドについては↓
『10年後の常識!健康のツボ』
第567号 2018年3月13日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!