こんにちは、
岡田宰治です。
前回は「股関節が硬いと不健康になる理由」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12847485253.html
今回は〃「ウォーキングで股関節は軟らかくなるか」〃です。
※図入りはこちら
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12848380177.html
わたしは研究所近くの万代池公園で、
週に3~4回の頻度で4kmウォーキングしており、
同時に、多くの人の歩き方を観察していますが、
10年前に比べ全体的に歩き方は向上しています。
以前、地域で歩行指導の活動をしていた当時は、
9割の人は問題がある歩き方でしたが、
今では3~4割ぐらいの人は良い歩き方です。
これはとても嬉しいことで、
全国の専門家のご指導の成果だと思います。
ただ少し気になっていることは、
万代池公園のウォーキング人口が減っていること。
以前「歩き方に問題があるなぁ」と思っていた人達が、
原因不明ながらここ数年でゴソッと減っているのです。
現在ウォーキングしている人は、
正しい歩き方の人の比率は高いのですが、
ゴソッと減った影響もあるように思います。
・正しい歩き方で歩く
どんな歩き方でもウォーキングの意義はあります。
たとえば、血行や体液循環がよくなること、
気分転換や気晴らしになること、
散歩程度でも最低限の運動として価値があるからです。
しかし、どうせ歩くのなら、
正しい歩き方で歩いたほうが得です。
なぜなら、正しい歩き方でのウォーキングは、
健康生活には欠かせない数々の効果があるからです。
「歩行整体」の研究を続けて33年、自らも歩き、
歩くことにフォーカスし探求してきましたが、
つき詰めれば、正しい歩き方とは、
体幹インナーマッスル(若返り筋)を使った歩行です。
それは遠目に見てもすぐに分かります。
どうして分かるのかというと、
歩く姿勢で判定できるからです。
細かいところまで言うときりがありませんが、
背筋が伸びていることが大前提で、
あとはバランスが良いか悪いかで判定できます。
なにより正しい歩き方で歩くとメリットが一杯です。
たとえば、すべての内臓が修復し活性化されること、
リズム運動により骨格のゆがみが改善すること、
血流や体液循環がよくなり元気になること等です。
6ヶ月も続けた頃には、
まるで「自家発電」したように全身は活性化し、
多くの健康効果を実感できるようになるのが魅力です。
・ウォーキングで股関節は軟らかくなるか
前回は股関節が軟らかいと健康によいという話でしたが、
ウォーキングがそんなに健康によいのなら、
股関節も軟らかくなるのではと思う方もいるでしょう。
では実際はどうなのかというと、
残念ながらウォーキングで股関節は軟らかくなりません。
いくら、大股で歩いても、
股関節は軟らかくならないのです。
なぜなら、ウォーキングは省エネ運動であり、
股関節をダイナミックに使う運動ではないからです。
ではウォーキングと股関節は関係ないのかといえば、
そんなことはありません。
股関節が軟らかいほど、
背骨など全身の骨格が軟らかくなるので、
歩く姿勢や歩き方にも余裕が生まれるからです。
つまり、歩きやすくなるのです。
このように、
ウォーキングは健康にとって欠かせない運動ですが、
股関節を軟らかくすることはできません。
また、股関節が硬いと歩き方も硬くなり、
全身が柔らかみのない歩き方となってしまいます。
では、どうしたらよいのでしょうか。
股関節の柔軟運動とウォーキングの両方すればよいのか、
ということですが、
その前に行うべき大切な事があります。
その鍵を握るのが、
体幹インナーマッスル(若返り筋)です。
なぜなら、この二つの運動の共通項が若返り筋であり、
それは歩行にも股関節にも大きく関与しているからです。
次回は、「歩き方を変えるだけでは不十分」として、
ウォーキング、股関節、若返り筋、
この3つの関係と再生の順番を明らかにします。
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『10年後の常識!健康のツボ』
第885号 2023年4月16日
発行者 人類健康化の水先案内人/岡田宰治
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人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!