こんにちは、
岡田です。
前回は「なぜ、整体歩行は5種類もあるのか?」でした。
ゆっくり歩行は胃腸、しっかり歩行は腎泌尿器、
しっかり速歩は呼吸循環器など未病からの回復、
マイナスから0までは健康回復歩行という内容でした。
- 整体歩行、スピードによる分類
1.ゆっくり歩行 時速3.5km
2.しっかり歩行 時速4.5km
3.しっかり速歩 時速5km
4.ダイナミック速歩 時速6.1km
5.異次元歩行 時速6.6km
※時速はすべて身長165cmの場合
整体歩行とは健康回復~若返りまでの、
体力別の歩き方でもあります。
5種類必要な理由はつぎの3つ。
・目的に叶った歩く速度があること
・体力によって歩く速度が違うこと
・健康回復と若返りでは歩き方のポイントが変わること
今回は「体力によって歩く速度が違うこと」
ここにフォーカスしてお伝えします。
1.2.3.の健康回復歩行は、
各臓器を元気にするリハビリ歩行でしたね。
1.ゆっくり歩行/時速3.5kmの場合。
胃腸の調子が悪いときに歩くと分かりますが、
「ゆっくり歩行」でしか歩けないのです。
それ以上のスピードで歩くとつらいので、
自然とその速度域に落ち着くようにできています。
そのスピードで30分歩くと回復力は高まり、
歩いて帰ってきた後に胃腸が楽になります。
これは別に不思議なことではなく、
理にかなっているからそうなるわけです。
2.しっかり歩行/時速4.5kmの場合。
足がむくむなど水分代謝が悪い場合も、
自然とある速度域のスピードで歩くと気持ちがいいです。
なぜ、気持ちがいいのかといえば、
腎臓の負担が軽くなるからです。
体の声に従えば必然的にこのスピードとなるわけです。
3.しっかり速歩/時速5kmの場合。
喉がやられて咳き込んでいたり、
以前の私のように慢性の気管支炎などがあれば、
ダイナミック速歩のようなスピードだと、
呼吸が乱れて歩きにくくなります。
かといって散歩程度では、
何か頼りない感じがするものです。
こんな時には、
少し心肺機能に負荷がかかる程度の歩行は、
痰が切れ呼吸が楽になるので爽快感があります。
病気ではなくても内臓の調子が悪いと、
速歩でガンガン歩くような気力は沸かないで、
体の声に従った歩行速度で歩けばいいです。
歩くと楽になるから歩く、
これが生理的な歩行といえます。
これら健康回復歩行に対して、
健康増進歩行は健康な人向きの歩行です。
さらに体力をアップしたいという場合は、
筋トレと歩行の二本立てが最良の方法です。
筋トレで姿勢のクセやゆがみを直し、
歩行で内臓を強化するというのがベストの組み合わせ。
歩行姿勢フォームについても、
筋トレなくして歩き込みだけでは限界があります。
私は歩き込みだけで姿勢改善を果たしましたが、
歩行だけでは時間がかかりすぎで非効率です。
それが筋トレと併用することで、
短期間でフォームの改善が可能となりました。
そして、今までは、
効果を出すためには40分歩く必要があったのに、
30分で同様の効果が出せるようになったのです。
その結果、週に3回、
合計90分の歩行時間で済むようになりました。
この健康で正しいフォームを獲得できるようになれば、
歩くことで内臓の働きがいつも快調となります。
この段階の歩行が、4.ダイナミック速歩/時速6.1kmです。
最後に5.異次元歩行/時速6.6kmについて。
これは無理して早足で歩くような歩行ではなく、
関節や筋肉の柔軟性が洗練されて、
精神性が練られることで可能になる歩行です。
ダイナミック速歩が常時できるようになった人が、
次の目標にすべき歩行です。
この段階では体力と精神力は充実しており、
目指すべき健康状態をキープしていることでしょう。
今回は、少し切り口を変えてみました。
歩行についての理解が深まれば幸いです。
歩行整体メソッドは、現在の立ち位置を知り、
ゆがみの解消から弱点の補強、
セルフケアまで一貫した回復~若返りまでの仕組み。
第一の矢(ゆがみの治療)
第二の矢(姿勢矯正トレーニング)
第三の矢(整体歩行)
歩行整体メソッドについては↓
『10年後の常識!健康のツボ』
第582号 2018年6月26日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!