こんにちは、
岡田です。
前回は「からだを守る自然治癒力」でした。
自然治癒力とは回復力でもあり生きていく力のこと。
だから、ふだんから備えるべきことは、
回復力の高い体を作りそれをキープすること。
これが後悔のない人生には必要という内容でした。
今回は細胞の生まれ変わりのお話です。
(細胞は日々変化し続けている)
整体歩行のセミナーの際には、
必ず話していることがあります。
それは、細胞は変化し続けているということ、
数年間で全ての細胞は生まれ変わっている、
この事実を再認識してもらうようにしています。
歩行の効果は医学的にも認められています。
たとえば、
血行がよくなり酸素が行き渡ることや、
内臓機能の活性化などはよく紹介されています。
もちろん、そのとおりですが、
細胞の生まれ変わりについては、
あまり言及はされていないようです。
これは人体のリモデリングといいますが、
人間の全細胞は日々生まれ変わっています。
皮ふは28日、内臓は数ヶ月など、
知識としてはみんな知っているのですが、
信じている方は意外に少ないように感じています。
60兆といわれる体の全細胞があるとして、
骨の細胞なども含めて、
すべて入れ替わるのには数年かかります。
以前、歩行研究の権威から聞いた話では、
全部入れ替わるのには2年半かかるそうです。
このリモデリング期間には諸説あり、
確定していないようですが、
まあ2年半かかるとしましょう。
もし、歩行によって、
血流が良くなり酸素がいきわたるのであれば、
歩く習慣をつけた場合には、
全ての細胞に良い結果をもたらすはずですね。
細胞が日々生まれ変わっているとして、
良い環境が整うわけですから。
ということは、
より健康になるために歩き始めた日から、
再生される細胞の一つ一つは、
不健康時の細胞とは違ってくることになります。
なぜなら、環境が良くなると、
不健康な細胞が減って健康な細胞が増えてくるからです。
すべての細胞が入れ替わるのに2年半かかるとして、
2年半後、全てが健康的な細胞に入れ替わったら、
健康になるしか答はないとは思いませんか。
ここは、重要なことなのでもう一度。
少なくとも、
今よりは健康になるとは思いませんか。
この話を歩行研究の大家から聴いた時に、
私は絶対健康になれると確信したのです。
不健康からの脱出には決定的な話でした。
ここが腑に落ちてからは、
ちょっとぐらい調子の波があっても心が揺れず、
回復力がぶれなくなったのです。
その話とはべつに歩行研究していると、
歩くというしくみは、
自然治癒力の中心にあるということも学びました。
今では歩行の習慣こそが、
「創造主が人間に埋め込んだ治す仕組み」
だと確信するにいたりました。
40分歩いてみるとわかりますが、
歩きながらマイナス思考であり続けることは難しく、
自然とネガティブが消えていくのです。
これは、心にも良いということですね。
まとめると、
日々体の細胞は生まれ変わっており、
数年間ですべての細胞は入れ替わる。
歩行習慣は全ての細胞に酸素を送る運動で、
血流が良くなると気分まで良くなる。
歩行習慣を身につければ、
この心と体の両方にプラスの状態で、
体の細胞が生まれ変わっていくことになる。
不健康な細胞が健康的な細胞に生まれ変われば、
その比率の変化により、
徐々に健康な方向に向かうことは間違いない。
歩行習慣をもつと、
数年後には少なくとも今よりは健康になる。
すべての細胞が入れ替わったときには、
ビルの建て替えでよく見かけるように、
外観は変化はないのに中身は入れ替わっている。
人間の体もこれに似ている。
だから、歩行習慣によって、
健康的な細胞を増やしていくことこそが、
結局は未来への健康投資の基礎だと考える次第です。
健康的な自己イメージと歩行の習慣、
これは絶対に押さえておきたいポイントですね。
歩行の効果をさらに上げるために、
考えられた仕組みが歩行整体メソッドです。
詳しいことは拙著↓を参考にしてください。
『10年後の常識!健康のツボ』
第554号 2017年12月11日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじさんの
ブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!