日本人の「自尊心」と「東京裁判」には深い
つながりがあります。どのように関連して
いるのでしょうか?二つの関連性を明
らかにし、日本人を「心のど真ん中
から元気に!」したいと願い
この本を書きました。
「自尊心」は人間が生きていく上でなくては
ならない心です。「自尊心」には③つの要素
があります。
① ありのままの自分をかけがえのない存在と
して肯定的、好意的に受け止めることが
できる心
② 自分の弱点・ダメな部分も受け入れ、それで
も自分自身の存在価値を認めてあげる心
③ プライド…自分の思想や言動などに自信を
もち、他からの干渉を排除する態度や心。
日本を約7年占領していたGHQは占領期間中に
様々な「日本弱体化」を試みました。
戦前に教育を受けてきた世代の先人たちには
GHQの狙いがわかっていたと思います。占領
期でしたので大っぴらに反抗できなかった
にしても、心の中に「今に見ていろ…」
という反骨心もあったでしょう。
自国の主張と立場と正義をきちんと把握する
ことで、自尊心が育まれます。自尊心は国や
人が自信と誇りを持って独り立ちする源です。
いち早く自虐史観から脱却し、「自尊史観」
から東京裁判を描き直さねばなりません。
多様性尊重が世界で言われる現代、ど
の国にも自国の歴史を自国の視点で
描く権利があります。
歴史は国と人を育む偉大な「根っこ」です。
根っこが元気に伸びていけば、やがて花が
咲き実はみのります。自分を大切にする
自尊心ある人が、他者にも思いやりを
持って接することができます。
昭和26年(1951年)にサンフランシスコ講和
条約が結ばれ、翌年に日本が独立を果たすと、
「苦境にある同胞をどうにか救いたい。名
誉回復させてやりたい。」という国民の
願いが大きなうねりとなり、日本中に
広がりました。そのうねりは署名
運動へとつながります。
集められた署名は4000万人分に達しました。
このような国民の願いを受けて、政府は直ち
に国内で服役中の戦犯の仮釈放および諸外
国で服役中の戦犯を我が国に送還する
措置について関係各国と交渉を
スタートさせました。
そして紆余曲折を経ながら、服役中の人たち
は釈放され、戦争裁判で死刑になった人たち
は「公務死」扱いとする国会決議も
なされました。
日本の主張は東條英機の宣誓供述書に明らか
にされていますが、
1、大東亜戦争は「自存自衛」の戦争だった。
2、大東亜戦争は「欧米列強の植民地支配から
アジアを解放するための戦争」だった。
この二つに集約されます。
マッカーサーの証言。共産主義勢力について。
「過去100年にアメリカが太平洋地域で犯し
た最大の政治的過ちは、共産主義勢力を
中国で増大させたことだ。次の100年
で代償を払わなければならないだろう」
清田直紀 (著) 『自尊史観で描く対話式
「東京裁判」
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!