物事をさまざまな視点から見る能力.創造力を増やしていく 第 847 号

 創造力とは、新しいアイディアを考え出し

たり、独自のやり方で問題を解決したりす

る脳力であり、想像力、言動、生産性の

面で大衆から抜きん出る力である。

 創造力には多くの要素が含まれている。

 すべての要素について学び、それを伸ば

していけば、自分の創造力を向上

させることができるのだ。

 休息も仕事のひとつ。

 全脳思考を使って、創造力をありのまま

十二分に発揮したいと思ったら、 定期

的に息抜きをする必要がある。

 考えてもみてほしい。

 想像が一気に膨らんだり、問題の解決策や

素晴らしい空想がパッと頭に浮かんだりす

るとき、あなたはどういう状況にいるだろうか。

 1.風呂に入っている。

 2.シャワーを浴びている。

 3.散歩している。

 4.就寝前。

 5.睡眠中。

 6.ちょうど目が覚めたところ。

 7.音楽を聴いている。

 8.泳いでいる。

 9.長距離のドライブ中。

 10.海辺で横になっている。

 11.ジョギングをしている。

 12.ぼんやり、いたずら書きをしている。

 脳を連れて、散歩に出よう。

 古代ローマには、「歩きながら解決せよ」

ということわざがある。

 偉大な創造的天才には必ず理想とす

る人物が存在し、みな、その人物

からヒントを得ようとした。

 アレクサンダー大王の家庭教師は、アリスト

テレスであったし、シーザーは、アレク

サンダー大王を見習った。

 創造的巨匠達が用いたのは、自分がお手本

とする人物と想像上の会話を交わし、彼ら

から「妙案」やヒントを得るという

テクニックだった。

 質と量は比例する。

 アイディアの数や、それを生み出すスピードが

上がると、アイディアの質も全体的に上がる。

 へんてこな連想があなたを魅力的にする。

 普通の人は、たった一つの視点で、たい

がいは自分の視点で、物事を見る。

 それに対して、創造的天才たちは、無数

の視点で物事を見ることができる。

 物事をさまざまな視点から見るこの能力は、

詩作、演技、教育、リーダーシップなど、

非常に幅広い分野で活躍する天才が当

然持っているべき資質なのだ。

 万事はほかのすべてのものとつながっている。

 あらゆる学習において、真似は必要

不可欠な最初の手段である。

 真似することで私たちの脳は基本知識を習得し、

そこから自分だけの創造力を増やしていく。

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今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝!

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