私たちは長期的な視野に立って10年後、
20年後、そして100年後の未来のために、
創造力を鍛えていかなければならない。
私が大空や宇宙への憧憬を抱いた
きっかけは、飛行機に夢中だっ
た5歳のときにさかのぼる。
成長してからもずっと、飛行機
をつくりたいと思っていた。
私が海軍機関学校に入ったのも、東京
大学工学部に入学したのも、飛行
機をつくりたかったからだ。
心を鍛えている人は、目が違う。
帝国海軍の将校になる教育は、鋭い目
にすることがその第一歩だ。
清らかな、しかしながら
物事を見通す鋭い目。
実は精神を鍛えていると、自然と
そういう目になってくる。
ビジネスエリートはブンジニアを目指せ。
世の中というのものは元来、文系と理系に
分かれているのではなく、渾然一体のもの。
私は自然界を構成しているところの文系
も理系も両方勉強しなくてはならない
と思います。
ブンジニアという言葉は私の造語であるが、
文系のブンと理系を象徴するエンジニアの
ことで、文理両方を修得した人を指す。
勉強も仕事も、文系、理系の両方を知って
こそ、初めて全体の姿を見ることができる。
最新の情報は海を越えて取りに行く。
継続するためには、やはり「体力」が必要
だから、肉体の鍛錬も忘れてはいけない。
さらに最新の世界の情報を知るための
「語学力」、そして膨大な量の資料を
読み込むための「記憶力」、「時間」、
これらが理論を積み重ねるための
重要なカギになる。
人生の時間は一分一秒まで使い切る。
継続力と体力が成果につながる。
物事を毎日コツコツと続けていると、そ
れはいつの間にかパワーに変換される。
今日一日やったことはたいした量では
なかったとしても、毎日続ける
とパワーになる。
芝居や映画を観て感動することもいい
ことだが、自分で何かを創造すること
を通じてエキサイトすることも重要。
語学力によって開けてくるもの。
私の論文がなぜアメリカで
認められ、成功したか。
その理由の一つは、語学力を深く掘り
下げることによって肝心かなめの
情報をしっかり入手し、また
発表する語学力があると
いうこともあげられる。
さあ、メモを取れ。
ただちに行動せよ。
創造を志す人は運がいい。
創造をつねに考えている人は、
観察力に優れている。
その観察力と観察した結果をどうやって
分析するかという分析力、そして分析
した結果に基づいていかに行動する
かという行動力、この3つを
もっているかどうかで、
運がいいか悪いかが決まる。
メモを取る習慣の大切さを述べた。
突然にひらめいたときに重要なのは、
その場ですぐにメモを取ること。
天から降ってきたヒラメキは
すぐに忘れてしまう。
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今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。感謝!