狙いはロシアの石油や天然ガス資源なのではないか 第1,488号

 米中貿易戦争は最終的にはトランプ大統領の

勝利に終わり、今後、中国は共産党独裁放棄

か経済崩壊かを迫られ、イバラの道を歩き

始めることになる。

 また、開戦直前までいった米朝関係も、ガチ

ンコ勝負だった米朝首脳会談を契機に、やが

て中・北・韓VS日・米に分かれるだろう。

 一方、国内ではいよいよ本格的な賃金上昇が

始まるが、働き方改革が進む中、国民自身も

時代に合わせた生き方が必要になってくる。

 それにつけても、〝出口論〟を語りたがる財政

緊縮論者はバカばかりだ。私は予測が当たるの

ではない。数字に基づき、正しく計算してい

るだけだ。だから、ちゃんと計算できれば、

答えは私と同じになるはず。それが違う

のは、その経済学者が数字を読めないからだ。

 アメリカを怒らせた「中国製造2025」

と「次世代AI発展計画」。

 中国がこれほど急激な経済発展を遂げたの

は、安い労働力を求めた先進国が、中国に

資本を投下して工場を展開したからだ。

 トランプ政権は単純に米中間の経常赤字だけ

を問題にしていない。アメリカが対中経常

赤字になると、複式簿記の原理で対中

資本黒字になりやすい。

 日本は「高みの見物」でいい。

 日本はロシアの天然資源を狙え。

 総理の頭の中には北方四島問題があるだろう。

しかし本音を言えば、狙いはロシアの石油

や天然ガス資源なのではないか。

 財務省の役人は、自然と新人のころ

から政治家との接触が多くなる。

 官僚と政治家との密接な接触が生まれる場と

しては、たとえば「質問取り」も挙げられる。

 普通なら自分の役所の大臣に対する質問なの

で絶対に間違えられないから、財務省以外の

役所はその役目をベテランが担当するので

ある。しかし、財務省だけは1年目の

新人が取りに行くのが伝統になって

いる。それは政治に慣れるため

の教育の一環だとされる。

 新人が書いたものを読めば間違いはわかるし、

仮に間違いがあった場合は、政治家に

直接電話して確認すればいい。

 つまり財務省の幹部は、携帯で簡単に連絡を

取り合えるくらい政治家とのコネク

ションがあるのだ。

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 今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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