サブプライムローン問題に端を発した2008年
の世界金融危機を完璧に予測した中国の俊英
エコノミストが、膨大な資料分析から導き
出した予測第2弾! 2024年というの
は単なる推測ではない。すでにシナ
リオはできている。
果たして,世界の富は公平に分配され、人類
は永遠の経済繁栄を享受できるのか?金融
関係者、企業経営者、財務担当者、一般
投資家、必読の書!各国で起きた戦争・
革命・政変・危機と彼らとの関係を
整理紹介しながら、その裏にあっ
た金融操作の手法と意志決定の
メカニズムを解析し、世界を
コントロールする国際金融
集団がたくらむ遠大な戦略の真相に迫る。
数々の歴史事件の背後には金融勢力が影の
ように存在しており、至るところで
その影響力を発揮している。
そして、国際資本と信用の流れるパイプも
国際銀行家たちの効率的、かつ緻密な
人脈ネットワークでしっかりと
コントロールされている。
国際銀行家たちは卑しい社会地位から這い
上がり、各国の上流階級を取り込みながら、
経済力を強化し、各国の資金と信用の流
れるパイプを掌握するようになった。
そして商工業システムを支配し、利益の連鎖
を形成し、国家の政策にまで口出しをして、
より多くの利益を獲得しようとしてきた。
西洋社会の最大の債権者はゲームの
ルールを決める権利を持っている。
言うまでもなく、旧世紀以降、国際銀行家
たちがコントロールしている中央銀行は、
社会の最大債権者であり、政府を含め
た各階級の人々がすべて彼らの
債務者となったのだ。
この視点で今の西洋社会を見ると、実際、
金融勢力集団が政府の決定権を握って
いると言っても過言ではない。
19世紀以降、ロスチャイルド家をはじめと
する17の国際銀行家一族はオランダ、イギ
リス、フランス、ドイツから次第にロシ
ア、オーストリア、イタリア、そして
アメリカへと進出し、やがて現在の
世界にもっとも影響力のある
金融人脈網を形成した。
フランス産業革命の嵐が欧州大陸に吹き始め
ると、宗教勢力と封建王朝は衰え、社会を
統治していた古い勢力が崩壊し、統制
勢力となった新興ブルジョア階級が
すさまじい勢いで社会の権力を握り始めた。
産業革命による鉄道、治金、鉱業、軍需、
機械、通信等の分野が爆発的に成長する
なかで、欧州列強の勢力のアンバラン
スによって戦争が頻発し、そのたび
に国際銀行家たちは歴史的な商機
を鋭敏に捉え、金融市場を通じ
て産業振興と戦争のための莫大な資金を集めた。
彼らは巨額の富を手に入れると同時に、
歴史の発展に重大な影響力を
与えたのである。
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!