口コミだけで全国に広がった「志を高く持ち、
運命を切り開いていく術を古今東西の偉人に
学ぼう」というコンセプトから生まれた。
『七田眞の人間学』シリーズをはじめとする
気になるテーマをメインに読み進めていただ
くこともオススメです。 一歩踏み出す勇気
が欲しい時、背中を押して欲しい時、人
生の壁にぶつかっている時など、どう
ぞ味わい噛みしめてみてください。
実りある人生を送るために、人がまず学ぶべき
こと。著者は、「知識を学ぶことは、いわば教
育の枝葉末節である。“人間としていかに生き
るか゛を学ぶことが本来の学問、すなわち
幹である」と言います。
『論語』をはじめとする、中国古典の事例や、
孟子、最澄、吉田松陰など、聖賢偉人たちの
教えを多数紹介し、「人としていかに生き
るか」について、真正面から問うた。
丹田呼吸を8時間続けて行うと、終わった後の
体の爽快感は筆舌に尽くしがたいものがある。
「頭のなかに風が吹いた様に爽やかで、す
べてが明晰になり、記憶力もよくなり、
腸の調子もよく、体は飛ぶように軽
くなった」と8時間丹田呼吸法の
実践者、原久子さんは述べている。
昔、宮本武蔵が座禅して悟りを得ようとした
もの、丹田呼吸法によって悟りの境地に到達
しようと願ったから。
音楽の指揮者の岩城宏之さんは、楽譜をひと目
見て写真記憶し、指揮中はいつも空間に見える
楽譜を見てページをめくっているといわれる。
アインシュタインは自分自身のことを「私は
数学的な法則を使う代わりに、視覚的なイ
メージや感情で物事を考えている」
といい、「私の科学的能力は、直
感からくるサインやイメージ、
視覚、聴覚、触覚などさま
ざまな感覚による『とら
えどころのない遊び』
により生まれた」と述べている。
イメージを書き留める。レオナルド・ダ
ビンチも、スケッチや図、暗号でいっぱ
いの何巻にもわたるノートブックを残
し、エジソンも300万枚にも達する
メモや手紙などを書いています。
天才には2つの顕著な特徴があります。
1.瞑想する習慣がある。
2.折に触れて、ひらめいてくることを
絶えずメモに取る習慣がある。
毎日瞑想する。そうするとイメージが浮かん
でくる、ひらめいてくる。それをメモに取り
続ける。この習慣こそ、われわれが第一に
身につけたい、大切なことといえるで
しょう。天才と同じ脳の使い方に努めましょう。
このように絶えずメモを取る人は100人に一人、
つまり1%だといわれている。そして天才の発
生率も1%である。『アインシュタイン・フ
ァクター』を書いたウィン・ウェンガーは、
「不思議なことに、世界の頂点に立った
人たちはすべてこうした1%のうちの
1人なのです」と書いている。
イメージによる情報処理は、言葉による情報
処理の10万倍もの処理能力がある。海馬記憶
の能力を開くと、おのずとイメージ記憶が
開け、超高速で流れる情報でさえ、瞬時
に記憶できる。
七田 眞 (著)『右脳パワー・新仕事革命』
の詳細及び書籍購入はこちら ⇑
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!