組織を強くする。この信念のもと、累計500社
を超える企業を支援してきた小早祥一郎さん。
かつては職場に馴染めず、
道を見出しかねていた小早さんを変えた
「そうじ」との出合い、そして支援先に次々と
変革をもたらしてきたそうじの力について
お話しいただきました。
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「君は理念がないからブレるんだ」
尊敬する師匠からそう指摘されたのは、
いまから約20年前。脱サラしたものの、
本当に進むべき道を見出しかね、
自分の浅はかさに舌を噛んでいた折の
ことでした。
理念とは、言葉を変えていえば究極の目的。
企業に理念があるように、
私たち一人ひとりにも理念があって
然るべきだというのがその師匠の教えでした。
では、私の人生の究極目的は何だろう?
この一度きりの人生を、
私は何のために生きるべきか?
勉強を重ね、
自問自答を繰り返す中で見出したのが、
「和の社会をつくる」という理念でした。
エゴを剝き出しにして競争を繰り返す
いまの社会に一石を投じ、
日本人が本来持つ和の心に基づいて、
お互いに助け合い、心豊かに暮らしていける
社会の実現に貢献していきたいと
決意したのです。
この理念の下に私がいま行っているのが、
そうじを通じて企業組織を強くする
お手伝いです。
具体的には、委託先の企業様を定期的に訪問し、
現場巡回指導、レクチャー、実習、
ミーティングなどを通じ、
職場に整理・整頓・清掃が定着するよう、
意識面と仕組み・技術面の両面から助言を行い、
組織改革に繋がる「気づき」や「実感」の
機会を提供しています。
汚れたトイレを見た時には、
その場で便器に手を突っ込み、
こびりついた汚れを磨き落としてお見せ
することもあります。
初めて見る方はビックリされますが、
「確かにうちの会社は汚れている」
「このままではいけない」と実感され、
自らも実践することで
この活動の意義を理解されるのです。
2007年頃から活動を始め、
これまでに支援した企業様の数は累計500社超。
売り上げや利益が拡大した、不良品が減った、
社員の定着率がアップした、不良在庫が
なくなった等々、たくさんの喜びの声を
いただいています。
そうじを実践することによって、
なぜ企業にこうしたよい変化が起こるの
でしょうか。
☆この続きは最新号でご覧ください。
小早さんの記事には、
●本質を明らかにし、究める
●依存人格から自立人格へ
●そうじを通じてにこにこサイクルを回す
●伸びる会社の共通点
そうじの力社長・小早さんの実践の歩みが
語られています。ぜひご覧ください。
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!