いま話題のサービスを立ち上げた起業家は、
何もないところからどのように発想し、人
を集め、資金を集め、ビジネス化した
のか。また、自身のキャリアを
どう形成して現在に至るのか。
18人の生い立ちから創業まで、さらに次の
事業展開までジャーナリスト田原総一朗が
鋭く切り込む。彼、彼女たちの考え
方は、起業に興味がある人だけ
ではなく、新しい発想を求め
られる既存の企業で働く
ビジネスパーソンにもに役立つものばかりだ。
雑誌プレジデントの人気連載「田原総一朗
次代への遺言」を書籍化。
通貨はなくなり、新しい経済
システムができる。
シリコンバレーだけが成功じゃない。
大学生のとき、インターネットビジネスで
起業した。ネット系の知識はなかった。
パソコンを触ったこともなかったので、とり
あえず中古のデルを買ってきて詳しい
友達に教えてもらいながら、
事業を立ち上げた。
プログラミングは3か月でマスターしたが、
最初は仕事がないので「ホームページつく
りませんか」と1日300件くらい営業
の電話をしていた。軌道に乗る
まで3年かかった。
会社の知名度を上げることが大事だった。
世界中でアプリ開発者や広告主向けの
カンファレンスが開かれているが、
私たちは必ず出席していた。
⇒そうすると「どこの国に行っても、あい
つらいるよね」と評判が立って、有名な
企業だと思っていただけるようにな
った。けっこうキメ細かい努力をしていた。
テクノロジーは一定の流れで進化して社会
を変えていく。具体的にいえば、いま手
作業でやっているものはすべて機械
化され、生きるためのインフラ
はタダで提供されるようになる。
⇒その結果、人は労働とお金から解放され自由
になる。好むと好まざるとにかかわらず、その
方向性は中長期でほぼ決まっている気がする。
私の言っていることがスケールが大きすぎ
て回りがついてこれないこともある。
理想と現実の距離が遠いことは確か。上場の
ロードショーで投資家の皆さんに自分の
やりたいことを話したら、面白いと
評価してくれた人と、意味がわ
からないという人に真っ二つ
に分かれた。これはもう仕方がない。
佐藤航陽『起業家のように考える』
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!