人生最悪の日は、人生の最高の日である。
最低であればあるほど、自分を
大きくしてくる。
トップは孤独、だからいい。トップに
いるということは、すべてを師匠と
呼ぶ自由があるということでもある。
一度、頭を空っぽにしよう。
無の境地になろう。
インドのあるヨガの行者は、常に平常心の
ままでいた。弟子の一人が彼に「あなた
の秘訣はなんですか?」と尋ねた。
彼は笑いながらこう答えた。
「起きたことを気にとめない」
100%の心は、日本の美徳。私は14歳から
合気道の道場に通った。そこで最初に教
わったことは、「道場に入るときは
靴をきっちり並べる」というこ
とだった。稽古に対する姿
勢を100%にすることだ。
花一輪をさすことに一生涯の価値を見出す。
刀の一振りに人生を見つける。中途半端
にしない。徹底的にやる。改善は
永遠なり。限界はない。
合気道家であり思想家であった藤平光一氏の
葬儀に参列した。そこで思ったことは、100
%の人生を送った人の葬儀は、悲しくと
もなんともない。美しいだけである。
くもりのない心で生きる人は、偉大である。
くもりのない心で生きる人は、美しい。
真心に勝てる営業はない。人間はやはり、
感情と本能の動物である。匂いで分かる。
自分の利益を求めているのか、相手
の利益を求めているのか。
人は素晴らしい。人はできる。人は思いつか
ないような素晴らしい方法を考える。
プラスを言えば、プラスを引き寄せる。
お辞儀の基本は、手に何も持たないことだ。
すべてが感謝のみである。もっているものに
感謝するから、もっているものが増える。
今のお客様に感謝するから、お客様
がふえる。やってもらっている
ことに感謝するから、やっ
てもらえることが増える。
天変地異を起こしてくれる天地自然にも
感謝しよう。人生は短く、もろく、生を
与えられているあいだ精一杯生きる
必要があるということを教えて
くれているからである。
思いついたことをとにかく実行しよう。
人を育てることこそ最高の錬金術。
奉仕は、この地球に住む家賃である。
奉仕は、高貴の印である。奉仕は、
社会の心をひらき、あなたの
夢をすべて可能にする。
大きなビジョンを示そう。社会はリー
ダーを求めているし、素晴らしい
ビジョンを必要としている。
建築家のダニエル・バーナムの言葉を、
いつも思い出す。「小さい計画を立
てるな。小さい計画は人の心を
動かす力がなく、達成され
ないであろう」
大きなビジョンさえあれば、世界
のすべての財産を持っている
のと同じである。
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!