筋肉の瞬発力ではなく柔軟性こそが大切です 第1,140号

こんにちは、

岡田です。

前回は「正しい歩行姿勢をつくるには」でした。

以前から指摘している正しい歩行13のコツを、

インナーユニットに照らして見つめ直してみると、

すべて関連するということが分かったという内容でした。

今回は、ではどうやって、

インナーユニットを整えていけばいいのか、

ここにフォーカスしてみましょう。

※画像はアメブロ版でご覧ください。

(インナーユニットの鍛え方)

では、解説していきましょう。

・幹と枝葉の考え方

目的は歩行姿勢、立ち姿勢、座り姿勢など、

すべての姿勢を整えることです。

このためには、体幹の中でも、

インナーユニットが使える体にする、

これが必要になるということでした。

インナーユニットが使える体とは、

この部分が自在に使えるということですが、

そのためには、軟らかい筋肉が必要です。

「筋力が必要なんじゃないの」

と思うかもしれませんがパワーはあっても、

硬い筋肉では役に立たないのです。

私は、日常の臨床の中で筋肉の潤滑整復術を行っています。

中には「筋肉の整復術ってどんなことをするのですか」

と問われる方がありますが、

これは「筋肉を芯から軟らかくする技術」のことです。

軟らかい筋肉はよく伸び縮みしますが、

硬い筋肉はあまり伸び縮みしませんね。

これは筋力、パワーとは別の話です。

いくらパワーがあっても、

軟らかい筋肉でなければ、

インナーユニットを使えるようにはなりません。

では、筋肉の潤滑整復術をしないと

軟らかい筋肉はつくれないのでしょうか。

筋肉の硬化が進んでいる場合は整復術が必要ですが、

それ以外にも手はあります。

それは、ゆっくりとしたスピードで、

筋肉をしっかりと伸び縮みさせることです。

筋肉の瞬発力ではなく柔軟性こそが大切だからです。

これは、硬化した骨格を軟らかくするのにも適しています。

この筋肉を軟らかくするトレーニングが一点、

もう一つ必要な点は、腹横筋の使い方です。

図1 表題の画像

インナーユニットを輪切りにして上から見ると、

この図のようになっていますが、

ワクの半分以上は腹横筋が占めています。

腹横筋はお腹を細めるときに使う筋肉ですが、

このワクを縮めて面積を狭くする筋肉と考えてください。

このワクを縮めて面積を狭くする動作が、

腹横筋主導でお腹を凹ませるドローインとよばれる動作です。

つまり、ドローインをすることで、

インナーユニット全体に圧がかかるわけです。

この状態をつくったうえで、

インナーユニット内の筋肉を動かす運動をすること。

ゆっくりとリズムで、

しっかり伸び縮みさせる運動をするのです。

そうすることで、

インナーユニット内の筋肉は活性化されていきます。

筋肉絞り体操にしても、

ペンギン体操やハミ肉撃退体操にしても、

みんなこの原理を取り入れています。

これらの体操をしてもいまいち効果が出ない場合は、

ドローインしながらの運動、

お腹を圧縮する動作で運動出来ていない例がほとんどです。

要領を得るのに少し時間はかかることもありますが、

一回体に覚え込ませてしまえば簡単なので、

ぜひ、マスターしていただきたいと思います。

歩行整体メソッドは、現在の立ち位置を知り、

ゆがみの解消から弱点の補強、

セルフケアまで一貫した回復~若返りまでの仕組み。

第一の矢(潤滑整復術)

第二の矢(姿勢矯正トレーニング)

第三の矢(整体歩行)

歩行整体メソッドについては↓

『10年後の常識!健康のツボ』

第593号 2018年9月11日

発行者 健康水先案内人/岡田宰治

公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7

 人類健康化の水先案内人/岡田さいじ

さんのブログより転載許可を得て掲載

今回も最後までお読みくださり、

             ありがとうございました。感謝!

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