こんにちは、
岡田です。
前回は「「筋肉絞り体操」セミナー受講Sさんの変化!」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12452735944.html
身体が硬い男性の典型のようなSさんが筋肉絞り体操を始めて、
1ヶ月後にどう変化したかという内容でした。
今回は歩行整体メソッドでは第二の矢に関連、
パーソナルトレーニング最高齢Tさんのお話です。
家族に元気な高齢者がいる場合は参考になるかもしれません。
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歩行整体メソッドとは、
三本の矢による、
回復から若返りに至る整体のしくみ。
第一の矢 ゆがみの潤滑整復術
第二の矢 ゆがみのトレーニング
第三の矢 ゆがまないセルフケア法
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Tさんは87歳の女性、
9ヶ月前からパーソナルトレーニングを始めました。
始めた理由は、家族とかかりつけ医の勧めがあったからです。
その後、ご本人から相談を受けて、
パーソナルトレーニングをやることになりました。
Tさんは、数年前まで太極拳の練習とウォーキングを
毎朝欠かさず行っていましたが、
膝や腰の痛みが出たのを契機にやめてしまいました。
そして、鬱状態となってしまいました。
いつもネガティブなお母さんに対して、
娘さんは「身体を動かせば元気になるから運動しに行ったら」
と介護予防運動を勧められたそうです。
そして、私に相談に来られました。
「娘が運動したら元気になるって言うんだけど」
「こんなにしんどいのに運動してもいいのですか」
わたしは、一通り悩みを聞いた後で、
「体力がついてきたら元気になるのはその通り」
「マンツーマンだから無理しなくていいし安心ですよ」
と背中を押しても踏ん切れない様子で10日ほど経過しました。
そして、かかりつけ医のW先生の診察時に、
「しんどくて眠れない、やる気が出ない」と訴えた後、
「こんな状態で運動してもいいのですか?」
と先生に問いかけたとのことです。
先生の答えは、
「検査の結果はどこも異常が無いので」
「僕も運動した方がいいと思うよ」
それを聞いてTさんは、
「みんな運動したらいいって言うからやってみます」
こんな感じでパーソナルトレーニング開始となりました。
トレーニングの内容は、
愚痴や悩みを聞きながら進めるという感じで、
時間内の密度は低いのですが、
準備運動として筋肉絞り体操の基本編を行い、
スクワツト、腕立て伏せ、腹筋運動、膝関連など、
基本的な運動を組み合わせて行いました。
はじめて2ヶ月を経過した頃から、
こなす量が増えてきました。
こちらが「最近、だいぶフォームが良くなってきましたね」
「キッチリできるようになりましたね」といっても、
本人は納得していない様子でしたが変化は現れてきました。
そして、4ヶ月を超えた頃になると、
膝の痛みが少しと減ってきたように感じる、
腰の痛みも減ってきたと報告してくれるようになりました。
この頃から、マニュアルレジスタンスという最新の手法、
ふとももの前後の筋肉の強化運動を取り入れましたが、
それからさらに良化し、
はじめて6ヶ月を超える頃には、
膝の痛みが完全に無くなくなったのです。
このあたりから、
Tさんは明るく前向きになり、
「いままで嫌々やってたけど、これからは本気でやるわ」
より楽しそうにトレーニングさるようになりました。
変形性膝関節症の痛みも消え、
今ではスクワットもキッチリできています。
そして、はじめて9ヶ月たった現在、
Tさんはウキウキした感じで、
週一のトレーニングを楽しまれています。
Tさんのようにプライドが高く、
できれば介護にかかりたくない高齢者も存在します。
高齢者になるほどに個人差が大きく、
心と体が密接に関わっている、
高齢者になるほど身体の弱点も多くなる、
だからこそ、
マンツーマンのトレーニングが重要なんです。
パーソナルトレーニングは、
そんなニーズにバッチリ応えることが出来ます。
介護保険はお手軽だけれど、
身銭を切るパーソナルトレーニングは、
受け手もトレーナーもより真剣です。
絶対結果を出さないといけないからこそ、
結果が違ってくるのです。
この流れが拡がれば、
国民の健康寿命を延ばすことにもなるし、
最後まで生きがいを持って生きる生涯現役にもつながります。
最後に、
高齢者になる前の段階で習慣づけてほしいのが筋肉絞り体操、
これも健康寿命を延ばすためにきっと役立ちます。
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新発想!立ったまま行える体幹トレーニング
(筋肉絞り体操/姿勢改善編・実技セミナー)
・5月18日(土)18~20時(天王寺)
・5月31日(金)14~16時(天王寺)
・6月 5日(水)18~20時(天六)
セミナーの日程表は↓から
https://smart.reservestock.jp/event_form/event_calendar/21054
各7~10名限定にて開催。
『10年後の常識!健康のツボ』
第624号 2019年4月16日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!