こんにちは、
岡田宰治です。
前回は「第二のステップ「筋肉絞り体操」」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12799951388.html
今回は第三のステップ「つるかめ体操」です。
図入りはこちら
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12800607346.html
・五つのステップについて
歩行整体（回復から自立までのしくみ）では、
回復まは治療家の仕事ですが、
補強から自立までは認定トレーナーが担当しています。
回復後は補強の段階となりますが、
症状は消えても大半の人は姿勢が崩れています。
姿勢が崩れている＝若返り筋が弱っている状態なので、
五つのステップは、ここからのステップアップを指します。
この、五つのステップで自立するための方法を「若返り筋メソッド」といいます。
・第三のステップ「つるかめ体操」
第一のステップで若返り筋（体幹インナーマッスル）の存在を感じ意識できるようになり、
第二のステップで若返り筋を活性化できたら、
つぎのステップは体幹インナーマッスルを鍛えて再生することです。
これが第三のステップであり、
若返り筋の筋トレに当たるのが「つるかめ体操」です。
つるかめ体操は、9つの体操で構成されています。
筋肉絞り体操と違うのは、これはセパレートの体操というよりも、
必要な体操をチョイスして筋トレとして行えることです。
若返り筋（体幹インナーマッスル）を伸ばしたり捻ったりする動作は、
筋肉絞り体操と同じですが、
一つ一つが若返り筋の筋トレなので、
効率的に若返り筋を鍛えるのには適しているのです。
実際は、高齢者が姿勢の体操として習慣にしているケースや、
パーソナルトレーニング等では、
インナーマッスルの筋トレとして利用されています。
・概要
1．ペンギン体操
若返り筋をピンと張った姿勢で前方に脚を上げ片足立ちする運動
2．ブラブラ体操
若返り筋をピンと張った姿勢で後方に脚を上げ片足立ちする運動
3．内外ブラブラ体操
若返り筋をピンと張った姿勢で側方に脚を上げ片足立ちする運動
4．体幹絞り体操
1．2．3．の要素を織り交ぜて片足立ちする応用運動
5．胸郭横伸ばし体操
若返り筋をピンと張った姿勢で胸郭を横方向に伸ばす運動
6．胸郭縦伸ばし体操
若返り筋をピンと張った姿勢で胸郭を縦方向に伸ばす運動
7.脚回し体操
若返り筋をピンと張った姿勢から片足立ちで股関節を回す運動
8.ハニカム体操
若返り筋をピンと張った姿勢で6方向に体を伸ばす運動
9.ゆっくりフルスクワット
クールダウンとしての整理体操
一つ一つのやり方は難しくありませんが、
若返り筋（体幹インナーマッスル）を使うのにはコツがいるので、
性格に覚えたい向きにはセミナーによる実習がかかせません。
ここでは雰囲気だけでもつかんでいただければと思います。
呼吸法は、筋肉絞り体操と同じ、
腹圧を体の軸方向（内向き）にかける呼吸法で行います。
ウエストを絞り腹圧をかけた状態で、口をすぼめて8秒かけて細く長く息を吐きます。
慣れないうちは、1．2．3．4．5．6．7．8．と声を出しながら行うとよいでしょう。
8秒で吐いたら、4秒で吸うというリズムです。
若返り筋メソッドは伸ばして捻るのが特徴なので、
スーハー呼吸になったり、
息を吐く時にお腹が緩み力が抜けてしまうと効果はなくなります。
ここが同じ伸ばすのでもストレッチとは決定的に違うところで、
体幹を腹圧で絞りながら背筋を伸ばすという力を使うからです。
つるかめ体操の実習は定期セミナーで行っていますので、
興味がある場合は一度ご参加（リアル＆Zoom）ください。
前回お話ししたように、
筋肉絞り体操を習慣にするだけで姿勢改善に向かいますが、
さらに補強するためには若返り筋の筋トレが必要になります。
これが今回紹介した「つるかめ体操」ということになります。
次回は、若返り筋を使って股関節を強化し柔軟にする、
第四のステップである「股関節三軸体操」について解説します。
※「若返り筋メソッド」認定トレーナー制度について
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12128671549.html
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『10年後の常識！健康のツボ』
第835号 2023年5月2日
発行者 健康水先案内人／岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人／岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!
