『致知』1月号!表紙を飾って
いただいたのは、ユニクロを擁するファースト
リテイリング会長兼社長の柳井正氏。
FC今治オーナーの岡田武史さんとご対談いた
だきました。このコロナ禍にあってもユニクロは
過去最高益を更新する見込みだといいます。
柳井氏は、逆境におけるリーダーのあり方につい
て詳しくお話しされています。
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(柳井)
先ほど1勝9敗と言いましたが、
そうした経営人生を踏まえて実感しているのは、
成功するには事前の計画、
そして実践が大事だということです。
ビジョンを掲げて背中で引っ張る、言葉で引っ
張る。引っ張るだけでなく、
社員が自律して自ら頑張らなければいけない
ですね。トップダウンとボトムアップが
両立する組織でなければなりません。
スポーツと同じで、
監督一人が頑張っている組織ではダメです。
選手一人ひとりが元気に活躍する
組織でなければうまくいきません。
一番いいのは、すべての社員が
トップの経営者だと思って仕事することです。
ですから私は、「全員経営」と
「グローバル・ワン」、世界で一番よい方法で
経営していくことをモットーにしてきました。
本当に能力のある社員が世界中どこでもそこの
トップに立って経営できる会社を目指しているん
です。
(岡田)
各人がそういう高い意識を持つには何が必要で
しょうか。
(柳井)
まずはそれをやってやろうという
気がないといけないでしょうね。
スポーツと一緒ですよ。
絶対勝ちたい。絶対勝つんだという気がある
選手は、才能を超える能力を発揮する。
リーダーはそれを踏まえて、
各々の専門性をうまく発揮させ、
皆の気持ちを一つにもっていくことだと
思います。
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!