2020/07/15 (水) 7:00
こんにちは、
岡田です。
前回は「若返り筋のためのドローインとは」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12609050659.html
ドローインというのは筋トレに欠かせない姿勢ですが、
別に若返り筋用のドローインがあるという内容でした。
今回は「なぜ、ドローインはそれほど重要なのか」です。
- 図入りはこちら
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12610600706.html
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『歩行整体』とは、
三本の矢による、
回復から若返りまでの整体システム。
第一の矢(回復)ゆがみの潤滑整復術
第二の矢(補強)ゆがみのトレーニング
第三の矢(自立)ゆがませないセルフ整体
現在、これらの見える化を図っています。
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(なぜ、ドローインはそれほど重要なのか)
前回、若返り筋用のドローインについて書きましたが、
まだ、その重要さが充分伝わっていないようなので、
少し切り口を変えて解説することにします。
私は治療家でありパーソナルトレーナーなので、
ヒトの身体を痛める危険性については敏感です。
最近は運動不足解消のために、
気軽に筋トレを始める人は多いですが、
ふつうの運動不足の人や中高年者の場合は、
ドローインなしの筋トレはキケンです。
ところが、ドローインの知識が無かったり、
ドローインについての理解が不十分なたために、
腰痛や関節を傷めたりという話をよく耳にします。
ですから、今回もドローインについてです。
まず、おさらいとして、
3つを写真にて見比べてください。
1.ドローインなしの省エネ姿勢
2.腹筋の筋トレ用のドローイン
3.若返り筋用のドローイン
・ドローインなしの姿勢の場合
たとえば、仰向けに寝た姿勢で、
実際に足を伸ばして足上げ腹筋姿勢を取り、
30度から45度ぐらい足を持ち上げてください。
やってみるとわかりますが、
腰で足を支えるような感じとなり、
腰痛のリスクが一気に高まります。
実際、腹筋運動で腰痛になるのは、
このパターンが圧倒的に多いです。
・腹筋の筋トレ用のドローイン
これは、骨盤を後傾させてキープし、
お腹をへこませた状態で行います。
先ほどと同じように、
仰向けの姿勢で足上げ腹筋の姿勢を取り、
30度から45度ぐらい足を持ち上げてください。
お腹をへこませた状態で行うと、
腰への負担が一気に軽くなることが分かるでしょう。
トレーナーが指導する場合は、
これは当たり前の注意点といえますが、
筋トレに不慣れな人の多くはここが理解できていません。
・若返り筋用のドローイン
最後は、若返り筋用のドローインですが、
これはお腹をへこませるのではなく、
お腹を上方に伸ばすことでウエスト周りを細くします。
この状態をキープして、
仰向けの姿勢で足上げ腹筋の姿勢を取り、
30度から45度ぐらい足を持ち上げてください。
すると、さらに安定感が増し、
お腹から足まで力が入っていることを実感し、
みぞおちから足が伸びていることに気づかされます。
その理由は、
腹筋や足の筋肉だけではなく、
大腰筋も加えた腹筋運動となるからです。
つまり、より体の芯から、
筋肉を使っていることが実感できるでしょう。
(断面で視ると気づくこと)
この3つの状態を下位腰椎レベルの断面で見ると、
下の図のような感じになります。
- 図入りはこちら
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12610600706.html
一番上は省エネモードの立ち姿勢、
二番目はお腹をへこませたドローイン姿勢、
三番目は若返り筋用のドローイン姿勢です。
これはイメージ図に過ぎませんが、
その違いについては理解しやすいかと思います。
この図の中で特に注目してほしいのは、
大腰筋というインナーマッスルの存在です。
大腰筋はまるで背骨をサンドイッチするように、
両脇から腰椎をサポートしているのが分かりますが、
この筋肉が働くかどうかで、
体幹の安定感は天と地ほどの開きが出ます。
繰り返し語っていますが、
背骨と脚をダイレクトに繋いでいるのは大腰筋だけです。
ですから、
若返り筋用のドローインとは、
体幹の力をフル活用するための準備姿勢なのです。
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この姿勢がマスターできれば、
安全で効率の高い筋トレが出来るようになりますし、
このドローイン自体が姿勢筋の筋トレとなります。
つまり、このドローインを繰り返して行うだけでも、
ウエストが細くなるとか姿勢が改善するなど、
様々な効果が出てくるわけです。
さらに、その効果を飛躍的に高めるのが、
若返り筋メソッドで行う各種エクササイズです。
一番体幹が安定した姿勢で行う筋トレは、
高齢者でも安全に行うことが出来ますし、
その成果は、
単に姿勢が若返るというだけではなく、
健康化に大きく寄与する肝中の肝といえるでしょう。
この健康の真理が、
一人でも多くの人に伝わりますように。
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姿勢改善法&「若返り筋メソッド実習」(少人数制)
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『10年後の常識!健康のツボ』
第689号 2020年7月15日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!