こんにちは、
岡田です。
前回は「ねこ背とインナーマッスル」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12525762944.html
ねこ背の解消には姿勢の最適化とともに、
深層筋を鍛えることが最優先という内容でした。
今回は「本当の脚の長さは30cm長い」です。
- 図入りはこちら
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12528668760.html
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『歩行整体メソッド』とは、
三本の矢による、
回復から若返りまでの整体システム。
第一の矢 ゆがみの潤滑整復術
第二の矢 ゆがみのトレーニング
第三の矢 ゆがまないセルフ整体
現在、見える化を図っています。
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(最重要なのは大腰筋)
最近、繰り返し述べているのは、
「インナーマッスルは大切ですよ」というお話。
これは、少しオブラートで包んだ言い方なので、
まだ、ぼやっとしか伝わっていない感じがします。
そこで、インナーマッスルという言い方をしているものの、
最重要なのは大腰筋というインナーマッスルです。
なぜなら、
この筋肉には普通の筋肉にはない特殊な作用があるからです。
それは、この筋肉の付着部が真の脚の付け根だからです。
実は、大腰筋は脚の一部なのです。
これは、どういうことでしょうか。
これは、他に語っている人は知りませんが、
脚の付け根は大腰筋であり、
脚は、途中までは筋肉、股関節から先は骨格、
というハイブリッド構造になっています。
つまり、脚は腰椎の左右両横から生えているわけです。
(思っているよりも脚は長い)
右の脚は腰椎体の右側から、左の脚は腰椎体の左側から、
そこから筋肉として生えていて、
腸の後ろから骨盤の左右前側を通って股関節内側へ、
そこまでは骨では無く筋肉でできています。
ちょうど真の脚の長さの3分の1はゴムで、
残りの3分の2は骨でできているという感じです。
この感覚は、大腰筋を使って歩けている人には分かるはず、
たとえば、モデル歩きをしている人、
体幹ウォーキングをしている人などです。
このように、
みぞおちの奥から脚を動かしている感じがする人は、
胸郭を持ち上げて歩くので颯爽と見えます。
実際に歩くときの足の運びは、脚を長く使えますし、
端から見ていても足が長く見えます。
よく、歩幅を広げてといいますが、
みぞおちの奥から足を出すイメージだと、
自然に歩幅が拡がってしまいます。
ただし、大腰筋が弱っていたり硬化していたりすると、
この歩き方はできないことになっています。
脚の3分の1がうまく機能しないからです。
(大腰筋とともに動く骨盤)
さらに面白いことが分かっています。
それは、大腰筋とともに動く部分があることです。
それが左右の骨盤(寛骨)です。
大腰筋を意識しながら歩くときは、
片方の大腰筋に押されるような形で骨盤が動き、
反対側の脚が出る時には反対の骨盤が動きます。
コレと連動して肩甲骨を動かすと背骨が揺らぐ、
こういう流れとなっています。
もし、大腰筋が萎縮して硬くなっていると、
この大腰筋から股関節の動きは制限され、
股関節から下だけで歩くという歩き方となります。
この歩き方になってしまうと、
骨盤や背骨の動きは最小限となり、
ひいては、内臓機能の回復力も低下してしまうのです。
(だから大腰筋を鍛えよ)
ちょっと難しい専門的な話になって申し訳ないですが、
このようなことを踏まえた上で、
インナーマッスル=大腰筋を鍛えましょうと発信しています。
「歩行整体メソッド」というシステムは、
まず、第一の矢(潤滑整復術)で骨格のゆがみを解消させ、
第二の矢(トレーニング)で大腰筋中心に鍛え直し、
第三の矢(整体歩行)で内臓と骨格を守る、
こういう体系となっています。
その中でも一番大切なのは、
今回の大腰筋というインナーマッスルのお話です。
この体系を世界中に弘めるのが夢です。
なぜなら、健康寿命を延ばし、
一人でも多くの人に生涯現役人生を生きて欲しいからです。
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立ったまま行うインナーマッスル筋トレ
『健康セミナー&筋肉絞り体操』セミナー
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『10年後の常識!健康のツボ』
第647号 2019年9月24日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!