正しいニュースの読み方・捉え方を指南!
アベノミクスから、世界情勢まで、これ
から生きていく上で、知らないでは
済まされないニュースの裏側が
明らかに!
情報には必ず裏がある、ネット選挙、憲法
改正…本質を見抜く目を鍛えれば、
世界の姿が観えてくる。
ワシントンの住人はあらためて
タフだと思わされた。
徹夜明けの作業の後の懇親だったのにしっ
かり睡眠をとっていた私より元気に半日
も、しゃべり続ける彼らに呆れた。
議員時代にシンガポールでのIISSアジア
安全保障会議に出席後、日本に帰国する
時に遭遇した光景を思い出した。
私の隣には、アーミテージ氏が座っていた
が、7時間のフライト中、彼は隣の国防
総省高官とずっとしゃべっていた。
私はウトウトしていたが、彼らは一睡も
せずにしゃべり続け、車に乗るまで
しゃべり続けていた。
7時間もしゃべり続け、全く疲れも見せず
に爽やかに握手をして別れを告げた彼らを
見送りながら、「こんな連中を相手に
戦うのは無理だ」と思わされた。
世の中すべて政治だ。
そう思わせる象徴的な事件があった。
オリンピックにおけるレスリング
の問題である。
成功したいならロビイングと
距離を置いてはならない。
権力や利害が激突する政治は汚く
見えるものだ。
志が高い人ほど距離を置きたく
なるだろう。
だが、それは間違いだ。
志が高いなら、ロビイングを
怠ってはならない。
正しい者が勝つなんて大間違いだ。
勝てるよう現実的に対応すべし。
躊躇せずに海外のロビーに飛び込み、
政治に参画する覚悟と気概が、
いまの日本には必要だ。
田村耕太郎
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!