本日は『致知』2024年8月号に掲載されている
対談記事の一部をご紹介いたします。
大谷翔平はなぜ
世界の大谷翔平になったのか
【横田】
今年も大谷翔平選手の活躍は目覚ましいですが、
大谷翔平はなぜ世界の大谷翔平になったのか、
これについてどう思われますか?
【栗山】
もちろんご先祖様からの遺伝子が
うまく組み重なって、
あれだけの体格と能力が生まれているのは
事実ですけど、
僕が思っているのは
「自分で考えて自分で答えを出してきた」
ということです。
自分で考えてやったことしか、
失敗した時にプラスにならないという話を
よくするんです。
要するに、人から言われたことを
鵜呑みにしてやっていると、
うまくいかなかった時に
本質的に自分のせいにならないので、
進み方が遅いという感覚を
彼は持っていると思います。
二刀流という、前例のない初めてのことに
挑戦するに当たっても、練習メニューを
最後は全部自分で考えなきゃいけない。
常に自分で考えて自分でやってきた習慣が、
ああいう選手をつくり上げた。
ですから、子供の時から
できるだけ自分で考えて失敗をする、
自分で考えて成功するという経験を
させてあげる必要があるというのが、
僕が彼から得た学びですね。
……(続きは本誌をご覧ください)
『致知』2024年8月号(特集「さらに前進」)読後感
本記事では全12ページ(約17,000字)にわたって、
栗山英樹さんと横田南嶺さんの対談記事が掲載されており、
以下のような内容について語られています。
◇WBC優勝後も自惚れなかった理由
◇野球と禅に通底する無私・無我の道
◇運を引き寄せる時と運に見放される時の差
◇世界一の勝運を呼んだもの
◇勝利の女神が微笑む人やチームの条件
◇栗山監督の人生を変えた言葉
◇人格形成の原点にある両親の生き方
◇選手を心の底から信じ切って送り出す
◇自分を信じ切るために大切なこと
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!