自分の心に本来備わっている素晴らしさに気付く 第 1,849 号

本当の自分に出会うための10のステップ
禅の入門書『十牛図』をやさしく紐解く

約900年前の中国・宋代に
書かれた禅書『十牛図(じゅうぎゅうず)』。

“禅の初心者が必ず学ぶ入門書”

として知られる名著を
臨済宗円覚寺派管長・横田南嶺老師が
わかりやすく紐解きました。

平成30年に経営リーダーを
対象として行われた講義を
書籍化したものです。

『十牛図』で描かれるのは
十枚の絵とそれに対する漢文、漢詩のみ。

牛にたとえた「本当の自分」を探す旅を通じ、
人が悟りに至るまでの段階が表されています。

牛を見失った、
つまり自分の本心を見失った迷いの状態から、
牛を探し、牛の足跡を見つけ、
ついに牛と一体となったかと思えば、
牛も、自分さえもいなくなる……

そして最後には、
牛を探していた山から町に出て、
人々に自分の手を差し伸べていく。

この十のステップを通して、
“本当の自分”とはどこにいるのか。
そして、“本当の自分”に出逢うためには、
どこへ向かえばよいのかということが説か
れています。

「同じ心を持っていながら、
 本心に目覚めたら仏になり、
 本心を見失えば迷いの衆生となる」

と横田南嶺老師。

自分の心に本来備わっている素晴らしさ、
内なる宝に気付くための
ヒントが得られることでしょう。

混迷の時代にこそ、
禅の教えが光を放ちます。

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著者紹介

横田南嶺(よこた・なんれい)

昭和39年和歌山県生まれ。
62年筑波大学卒業。
在学中に出家得度し、
卒業と同時に京都建仁寺僧堂で修行。
平成3年円覚寺僧堂で修行、足立大進管長に師事。

11年、34歳の若さで円覚寺僧堂師家
(修行僧を指導する力量を具えた禅匠)に就任。
22年より臨済宗円覚寺派管長。
29年12月花園大学総長に就任。

 今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝!

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