自分の運命をよい方向に導いていくためにも大事なこと 第 2,615 号

日本人のみならず、
世界の人々の人生観・仕事観に多大な影響を
与え続けている京セラ創業者・稲盛和夫さん。

『致知』も35年以上にわたりご縁をいただき、
節目節目に励ましのメッセージをいただいて
きました。


11月1日発刊の『致知』12月号では、
稲盛さんへの感謝と哀悼の意の思いを込めて、
「追悼・稲盛和夫」という特集を組ませて
いただきました。


●稲盛和夫さん追悼ページはこちら 

本日は、稲盛さんが私たちの遺してくださった
珠玉の教えを配信いたします。

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(稲盛)
人はそれぞれ運命というものを背負って
この世に生を享けている、と私は思っています。

どういう運命の道をたどって生きるのか、
本人は知る由もありません。

ただ、運命の導くままに、我々は人生を
歩きはじめます。 
そういう人生を歩んでいく中で、
我々はいろいろなことを思い、
いろいろなことを行います。

そのときにとても大事なのは、
善きことを思い、善きことをすれば
人生によい結果が生まれ、悪い思いを抱き、
悪いことを実行すれば人生が悪い方向に
変わっていってしまうということです。

運命というものは変えられない宿命などでは
なく、その人の思い、その人が実行する
行為によって変わっていくのです。

そういう因果の法則が、この現世には
厳然と存在すると私は信じています。

利他の心で他人さまを助けてあげる、
他人さまに親切にしてあげる。

そういう美しい優しい思いやりの心を持つことが
人生を生きていくためには大変大事だと申し
ましたが、それはまさに、自分の運命をよい
方向に導いていくためにも大事なのです。

●稲盛さんへのこれまでの感謝を込めて、
丸ごと一冊、稲盛さんの足跡を辿ります。
稲盛さん追悼ページはこちら 

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 今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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