二千年前、アラブの貧しい少年ハフィドが、
史上最強の大商人になった成功の秘訣が語
られる。その秘訣とは古代から伝わる
秘密の巻物に記され、この巻物を手
に入れ、その教えを実践した者は
誰でも地上最強の商人になれる
という。
少年ハフィドは不思議なめぐりあわせで十巻
の巻物を譲り受け、巻物の教えをひとつひと
つ実行し、アラブ一の大商人へと成功して
いく。
寓話の中で明らかにされた10巻の巻物の知恵を、
私たちの日常生活の中で活用する方法を分か
りやすく具体的に解説する。「成功の記録」
用紙を使った45週間成功プログラムで、
巻物の教えを日常の習慣として身につける。
おそらくあなたは成功したいと心の底から思っ
ていることでしょう。けれども成功への熱い
願望だけでは不十分なのです
私は人々の願望には二種類あるという事実に
気が付いておりました。ひとつは胡散臭い
偽善的な願望です。
この偽物の願望は妻や上司そして自分自身に
対して「自分は本当に成功を望んでいるん
だ」といつも言い続けている人によく
見られるタイプです。
こういう人は世に出版されているあらゆる自立
のための本を読み漁り成功物語を読むことに
よって元気を得るのですが、
それはポルノ小説を読んで元気を
得るのと大差ありません。
残念ながらいずれにせよこういった本を読む人は
決して実際に行動を起こそうとはしないのです。
彼らは他人の人生や行動をあたかも自分の人生
や偉業であるかのように想像しながら
生きているのです。
このような種類の人々にとって明日という
日はきっと素晴らしい日なのです。
けれどもその明日がやってくることは
決してありません。習慣はとても大切
で、習慣が人生をつくっていく。
奇跡や偶然を最初からの望むのは邪道。
あらゆる事について言えることである
が、それを成功させる方法は、日々
の積み重ね、一歩一歩の積み重ね
が唯一かつ王道なのである。
その過程を進んでいるからこそ奇跡だと
思えることや偶然の出来事が
顔をのぞかせる。
すべてに優先して守るべき最初
の法は、次のようになる。
「私は良い習慣をつくり、自ら、その奴隷と
なる」と私たちは良くも悪くも習慣の奴隷
です。それは大人になればなるほど顕著
です。
職人技は、気の遠くなるような時間、
同じことを繰り返し続けてきた結果
得られたスキルでしょうし、十代
の私が大学受験に失敗したのは、
勉強を習慣にできなかったからです。
良い結果も悪い結果も突発的に起こるわけ
ではない。すべては日頃の積み重ねであり、
それらの結果でもある。
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!