こんにちは、
岡田です。
前回は「歩行の悟りと健康」でした。
27年間にわたり実践指導している歩行による健康の悟り、
そのきっかけであるY先生との出会いなど。
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歩行整体メソッドは3本の矢を使った回復~若返りのしくみ。
3本の矢とは1.潤滑整復術 2.体操&運動法 3.整体歩行。
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前回のお話に出てきたY先生から学んだこと、
「骨格が崩れていくメカニズム」について、
歩行と関連させてお伝えできればと思います。
骨格が崩れていく(ゆがむ)メカニズムは、
パワーかフォースが原因とされています。
パワーは持続する力、
フォースは一瞬の力です。
わかりやすくいうと、
姿勢の習慣(不良姿勢×時間)、
捻挫や打撲などのケガ(衝撃)、
こんな感じでしょうか。
ですから、体がゆがむ原因は、
ゆがんだ姿勢習慣とケガしかないと断言しています。
つぎに、骨格が崩れていくと、
あちらこちらの関節で潤滑不全が起こるので、
この潤滑不全を、私はゆがみと表現しています。
別のいい方をすると、
関節で骨同士がしっくり繋がらない状態です。
正しくかみ合っていない状態ともいえるでしょう。
ここで問題になるのは、
関節の繋がりが悪いと、
力がうまく伝わらなくなることです。
たとえば、
足の指を反らそうとしても力が入りにくい、
腕を持ち上げようとしても力が入らない、
こんな症状となって表れます。
これらの症状の多くは、
より中心部の関節の潤滑不全が原因となっています。
たとえば、腕が上がりにくいのであれば、
それよりも体の中心部にある、
肩や首、胸郭の関節に潤滑不全があるということです。
また、骨格が崩れていく(ゆがむ)ときの、
独特のパターンというのが存在します。
たとえば、
左股関節が滑らかに動かないと右腕が上がりにくくなる、
左仙腸関節があまくなると頭が右に回転しにくくなる、
こんなパターンで影響が広がっていくのです。
骨格という観点で見ると、
体の中心は骨盤です。
骨盤を中心にして放射状にゆがみが広がっていく、
崩れていく、これが現実です。
分かりやすい例を挙げると、
しりもち外傷などの打撲は後々に響きます。
ぶつけたところは、一時的な炎症が起きますが、
これは問題ではなくて、
衝撃で骨盤がゆがみむことが大きな問題です。
こんな定型パターンはいろいろあります。
一度、骨格の壊れ方が分かれば、
訴えを聞いているだけでだいたい見当はつきます。
後は検査をして確認するだけ、
だから、的確な整復術ができるというわけです。
ゴッドハンドと言ってくださる方もありますが、
実際は理詰めで考えながらやっています。
それができるのは、
Y先生から学んだ知識のおかげと、
技術研鑽にはげめる環境があったからでしょう。
こんな感じで、
骨格(人体)の壊れ方がわかると、
修復の仕方もわかるものなのですね。
それがわかっていると、
どういう姿勢で歩くと良いか悪いかがわかるので、
歩行のコツも分かるわけです。
もちろん、
コツがわかると歩行の効果は変わります。
ザックリとした理解で大丈夫なので、
この辺の知識を一般化できれば、
整体歩行ができる人が増えるだろうなぁと思います。
難しすぎたでしょうか。
なんとなく分かったでしょうか。(^^;)
次回は、修復をテーマに、
お伝えしたいと思いますのでよろしくお願いします。
今回は第一の矢に関連した内容でした。
第一の矢(関節、筋肉、皮ふの潤滑整復術)
第二の矢(筋トレや体操、姿勢矯正)
第三の矢(整体歩行)
歩行整体メソッドは、現在の立ち位置を知り、
ゆがみの解消から弱点の補強、
セルフケアまで一貫した回復~若返りまでの仕組み。
歩行整体メソッドについては↓
『10年後の常識!健康のツボ』
第565号 2018年2月27日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!