日本コカ・コーラで最年少部長に! デルで8期連続赤字
の部門を再生! マイケル・ジャクソン『THIS IS IT』の
大ヒットを仕掛け、今、日本の家電業界に革命を起こ
しつつある新世代経営者の仕事の流儀。
著者は終身雇用が絶対善だった最後の世代、そして
仕事だけでなくプライベートも充実させたいと
考えるようになった最初の世代。
この先、ビジネスパーソンが手に入れるべきは、
「業界のプロ」としての強さではなく、どんな
業界、どんな時代にも対応できる、しなやか
で、したたかな強さである。
私は、毎回あえて未知の業界に飛び込み、常に
「よそ者」「新参者」「素人」であり続けた。
よそ者、新参者の役目は、今までその業界の人が
誰もしなかった、自分だからこその発想や戦い方
を、彼らを巻き込んで実行に移すことだ。
これまで使っていなかったチャンネルを使い、
新しい客層にアプローチすればいい。
これこそ「よそ者」の戦い方だ。
素人の素朴な意見にヒントが隠されている。
わたしの趣味はサバイバルゲームや自動車、自転車、
キックボクシングなどで、そこに集まる人たちも
ビジネスパーソンとは限らず、多種多様なの
だが、それが良い。
かれら「ど素人」の話の中には、業界人が決して
たどり着けないヒントが詰まっている。
膨大な過去のデータより、目の前の1人の声。
ビックピクチャーから考える。
まずは大きな絵を描く。
何度も大きな絵を描き、それを自分の課題に引き付け
て考え、また大きな絵に立ち戻る、という
ことを繰り返すのだ。
視野あるいは見識の広さは、異業界のことを知って
いる「よそ者」に軍配が上がる。
「ターゲット」を絞ることがビジネスの基本。
大事にすべき顧客を全力で守る。
安売りは、結局お客さんのためにならない。
趣味は、ビジネスの武器となる。
趣味の有無は、入手できる情報に大きく
影響を及ぼす。
趣味は、情報だけでなく、人脈をもたらす。
共通の趣味があれば、人間関係を築くことも
容易になる。
この人間関係というのは、新聞や雑誌のような
二次情報ではない。
生の一次情報であり、価値が高い。
経営者は、好かれることと嫌われることの両方
ができて、初めて本物だ。
リーダーシップは演じればいい。
優れたやつを演じればいい。
その努力がいつか本当にできる、本当に優秀で
あることにつながる。
リーダーが学ぶべきは、宗教と歴史だ。
自国の文化について一通り語れて、なおかつ相手の
国の文化や歴史を尊重できる。
それがグローバル時代のリーダーに求められる素養だ。
自分が「負けていない」と思えば、負けていない。
異端児で行こう。
宣言してしまえば、それが力になる。
言葉には力がある。
いわゆる言霊だ。
言葉にすれば、言った以上、なんとしてもやり遂げ
なければならない責務が生じる。
伊藤嘉明
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今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。 感謝!