卓球界で小さい頃から注目を浴びながら
世界で活躍する平野美宇選手。
その母である真理子さんは三姉妹を育てる傍ら、
卓球教室を開き、競技力だけではなく
人間力を育てることを大切にしているといいます。
同じく「メシが食える大人を育てる」
という理念のもと、全国に360校以上の
「花まる学習会」をつくってきたのが
創業者である高濱正伸氏です。
現在発行中の『致知』最新号では、
お二人にご自身の子育てを振り返りつつ、
教育で最も大事なことは何か、
縦横に語り合っていただきました。
その一部をご紹介いたします。
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子供が伸びる家庭に共通すること
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[高濱]
仕事柄、様々な家庭を見てきて思うのですが、
よく言われる通り愛に満ちて、
笑顔・笑い声・歌声に溢れている家庭は
やっぱり幸せそうですよ。
逆に人目を気にする、
他と比較する、
やらされ感で生きている、
そういう家庭は不幸だなと思います。
いい家族って給料や社会的地位が高いとか
じゃなくて、自分たちで愛の輪をつくって
楽しく生きている。
家族をつくる意味はそこじゃないですか。
[平野]
もう全くその通りで付け加えることはないです。
親がそういう考えを持っていると、
子供もそういう思考になるんですよね。
いま我が家は夫と美宇と世和が東京で、
私と亜子が山梨で、二つに分かれています。
なので週に一度、オンラインで顔を合わせて
一週間の出来事などを話す
家族タイムを設けているんです。
やってみて思うのは、一緒に暮らしていた時より
もちゃんと顔を見て会話をしているなって(笑)。
いつも一緒にいると、なんとなく話さないで
時が流れちゃうじゃないですか。
だから私は会話と笑顔をとても大事にしています。
以心伝心って言うけれど、
話さないと伝わらないことは
夫婦間でも家族間でもたくさんあって。
まして別環境で育ってきた者同士だと
なおさらです。
※『致知』最新号では、
以下のような内容について、
9ページ分にわたる記事が掲載されています。
・教育の道に進んだきっかけ
・教師の仕事を通じて教わったこと
・成績のよい子ではなくメシが食える大人を育てる
・卓球の練習を通じて人間指導を
・心からの愛には子供を変える力がある
・たったひと言が人生を変えることがある
・親や指導者の役割
※記事の詳細について詳しくはこちら
https://www.chichi.co.jp/info/chichi/pickup_article/2023/202401_takahama_hirano/
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!