誰でも出来て安全で一定の効果が出る運動 第 2,311 号

こんにちは、

岡田宰治です。

前回は「男性目線の筋トレと女性目線の筋トレの違い」でした。

https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12714111748.html

美意識の違いによって筋トレ方法は変わるという内容でした。

今回は「曲げる筋トレと伸ばす筋トレ」です。

図入りはこちら

https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12715301808.html

前回は男性目線と女性目線の美意識の違いから、

それぞれの目的にかなった

違う筋トレがあるということをお伝えしました。

今回は少し切り口を変え視点を変えて、

対極にも見える極端に違う二つの筋トレ法について、

比較しながら解説していくことにします。

特に今までの筋トレは合わない

という向きには有益な情報でしょう。

・曲げる筋トレの特徴

ここでいう曲げる筋トレとは、

筋肉に力を入れて関節を曲げる、

または筋肉を縮める動作の筋トレを指します。

たとえば、

腕立て伏せで胸を沈めた状態から大胸筋を縮め腕を伸ばす、

腹筋では仰向けの姿勢から腹直筋を縮め上体を起こす、

背筋ではうつ伏せの姿勢から背筋を縮めて上体を反らす、

腕では肘が伸びた姿勢から上腕二頭筋を縮め肘を曲げる、

こういう日常的な筋トレ動作が曲げる筋トレです。

一般的な筋トレでは、

専用マシンやダンベル等で負荷、抵抗をかけて、

特定の筋肉をターゲットとして行っています。

1セット10回で3セットというような感じで、

ターゲット別の種目を選んで行われており、

ジムの筋トレの大半はこのパターンとなっています。

曲げる筋トレの主なエネルギー源は糖質で、

筋トレの成果は、

筋肉が太く逞しくなることです。

各種スポーツ選手やアスリートなどの多くは、

パワーアップやスピードアップのためや、

弱点の補強や身体能力強化を目的として、

この種の筋トレがメインに行なわれています。

私が所属するパーソナルトレーナー団体には、

こういうトレーニングを得意とする、

パーソナルトレーナーが多数所属しています。

・伸ばす筋トレの特徴

伸ばす筋トレには2種類ありますが、

一つは前述の曲げる筋トレから戻す動作で、

もう一つは屈筋も伸筋も併せて伸ばす動作です。

ここでいう伸ばす筋トレとは、

屈筋も伸筋も合わせて伸ばす動作を解説します。

たとえば、

立位で両手を組み上に伸ばす動作や、

同じく伸びながら捻りを入れる動作、

両手を組み上に伸ばしながら

片足立ちで反対の足を後ろに伸ばす動作など、

筋肉の力で伸ばす伸張性の筋トレです。

一見ストレッチとよく似ていますが、

通常のストレッチは筋トレではなく、

筋肉を緩めて伸ばすのが特徴ですが、

伸ばす筋トレの場合は、

筋肉に力を入れて伸ばすのが特徴なので、

れっきとした筋トレなのです。

伸ばす筋トレの実際は、

専用のマシンやダンベルは必要とせず、

特定の筋肉をターゲツトにするのではなく、

伸ばす筋肉全体に力を入れて伸ばして行います。

また何セットも行う必要は無く、

筋肉が硬いところや贅肉が多いところなど、

目的別に姿勢を変えて違う部位を伸ばします。

伸ばす筋トレの主なエネルギー源は脂肪で、

筋トレの成果は、

筋肉はより引き締まり軟らかくなることです。

運動不足や体力に自信が無い女性や高齢者は、

姿勢筋などインナーマッスルが弱いので、

体幹の補強や身体能力の再生を目的として、

この種の筋トレが脚光を浴び始めています。

私が所属するパーソナルトレーナー団体では、

伸ばす筋トレが得意なトレーナーは少数派ですが、

けっこうな勢いで増える傾向にあります。

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・それぞれの筋トレの役割

この曲げる筋トレと伸ばす筋トレは、

どちらが良い悪いという関係では無く、

対象者の立ち位置によって適性が変わります。

わかりやすく言うと、

体力が弱い、姿勢が悪い、運動が苦手、

柔軟性やバランス力が低下している、

腰痛や肩こり膝痛など不安がある人の場合は、

伸ばす筋トレから始めるのが良いでしょう。

なぜなら、

こういう人達に共通しているのは、

体幹のインナーマッスル(若返り筋)が弱っていること。

ここが弱っているからこそ、

上のような状態になるので、

まずは深部の筋肉を再生し

体軸、体幹を強くすることが必要だからです。

それを怠ると、

痛みや故障が発生しすぐに挫折してしまいます。

一方、アスリートや運動愛好家で故障知らず、

全身の柔軟性やバランス力が高い人の場合は、

曲げる筋トレから始めるのが良いでしょう。

なぜなら、

体軸、体幹は安定しているからこそ現状があるので、

曲げる筋トレを中心に進めても問題ないからです。

ただし、そういう人達であっても、

もう一段強い体を作ろうとすれば、

伸ばす筋トレの強化バージョンは必要になります。

このように一口に筋トレと言っても、

現在の立ち位置によって、

やるべき最適な筋トレは変わります。

・超高齢化社会への備えとして

特にこれから訪れる超高齢化社会においては、

高齢まで体力をキープすることが望まれます。

現状では、特に達者な人以外の普通の人は、

最期の10年前後は介護のお世話になっているので、

その前に十分な備えが必要だと考えています。

そのために必要なことは、

誰でも出来て安全で一定の効果が出る運動です。

負荷が軽く息が上がらない伸ばす筋トレは、

ウォーキングとともにそのための備えとなります。

これからは、

自分の体は自分で守るという心がけと、

日々の実践が大切であると考えています。

そのための伸ばす筋トレを指導できるのが、

若返り筋メソッド認定トレーナーです。

覚えて自分で実践するのが理想ですが、

まずはパーソナルトレーニングやグループレッスンを通じて、

体感してみてはいかがでしょうか。

若返り筋メソッド認定トレーナーは、

全国に続々と誕生しています。(現在17名)

毎月、認定トレーナーの皆様とともに、

無料Zoomセミナーを行っています。

https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12124729178.html

※「若返り筋メソッド」認定トレーナー制度について

https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12128671549.html

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・ 2月5日(土)18~20時(天王寺)筋肉絞り体操

・ 3月5日(土)18~20時(天王寺)TSURUKAME体操

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『10年後の常識!健康のツボ』

第763号 2021年12月14日

発行者 健康水先案内人/岡田宰治

公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7

人類健康化の水先案内人/岡田さいじ

さんのブログより転載許可を得て掲載

  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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