質の良い歩行と健康を手に入れる為の13のチェックポイント 第 720 号

2017/07/17 (月) 7:00

岡田です。

歩行整体は3本の矢で成り立つ

回復~健康のワンストップメソッド。

ここ2回は第二の矢について、

前回は筋力不足、柔軟性の低下でした。

いよいよ今回は(第三の矢)、

整体歩行の習慣づくりです。

第三の矢である整体歩行は、

なぜ、この段階で本格的になるのでしょうか。

その理由を説明しましょう。

体にゆがみがあると、

その影響は歩き方に出てしまいます。

ゆがみの影響で正しい姿勢の歩行ができないからです。

たとえば、

仙腸関節にゆがみがある場合を考えてみましょう。

左右の骨盤のゆがみ、

左ゆるみ腰で右締り腰というケースでは、

足の出し方に左右差が現れます。

どんな差が出るのかというと、

左側は接地時間は短く歩幅が狭くなるのに対し、

右側は接地時間が長く歩幅も広くなります。

はたから見てもぎくしゃくした歩き方となり、

頑張って歩くほどに痛めたり不調となり、

整体力がない歩行となってしまいます。

こんな場合でも、

潤滑整復術を受ければ一気に改善します。

このケースでは第一の矢の価値は絶大でしょう。

また、筋力や柔軟性が低下している場合は、

いくら正しい歩き方を指導してもらったとしても、

筋力や柔軟性不足から体がついていきません。

なぜなら、正しい姿勢で歩けないからです。

たとえば、大腰筋が弱すぎたり骨盤周りが硬いと、

いくら正しい姿勢で歩こうとしても、

正しい姿勢が取れないのです。

大腰筋が弱いと骨盤のエンジンが回りにくく、

骨盤周りが硬いと骨盤が起きないのです。

こんな状態で気力を出して歩いても、

良い結果が出るはずはありませんね。

むしろ、

「歩けと言われたから歩いたら腰を痛めたわ」

という残念な結果になってしまうのです。

「歩き方を変えればいいのですね」

セミナー時にこんな質問を受けることがあります。

答えは「ハイ、そのとおりです。

ゆがみがなく軟らかい身体であれば」となります。

このように、

「正しい歩き方」と口でいうのは簡単ですが、

実際に歩くのは難しいわけです。

正しい歩き方については4回に分けて解説済。

そこで必要になってくるのが、

「あなたの場合はどの段階から始めたらいいのか」

という現在の立ち位置です。

これが解れば、順序よく前に進むことができます。

たとえば、

第一の矢(潤滑を整える段階)から始める、

第二の矢(姿勢矯正と柔軟体操)から始める、

それとも第三の矢(整体歩行)から始める、

このように、

現在の立ち位置を把握することで、

スタートラインが変わるのです。

(現状の立ち位置がわかる13のチェックポイント)

最後に13のチェックポイントについて。

このリストで6個以上引っ掛かる場合は、

柔軟体操などでは困難なので第一の矢、

潤滑整復術を受けることをおすすめします。

3~5個ひっかかかる場合は第二の矢にて、

必要な柔軟体操から入れる段階。

0~2個場合は第三の矢、

整体歩行をマスターすればよいでしょう。

ひとつひとつ問題を消し込んでいくことで、

質の良い歩行と健康は必ず手に入ります。

1.つま先立ち時に脚の外側に体重がかかる

2.立ち姿勢でネコ背がある

3.立ち姿勢でつま先がもち上がらない

4.片足立ちで30秒立てない

5.座ったときに意識しないと背筋が伸びない

6.座ったときに一方に足を組むクセがある

7.座った姿勢で頭がすぐ前のめりになる

8.あおむけで長時間は眠れない

9.あおむけで片方の股関節が開きにくい

10.腰痛や肩こりに悩まされている

11.特定の関節に頻繁に痛みが出る

12.手足の一部にしびれが出る

13.胃腸や泌尿器系など弱い臓器がある

次回は第三の矢、

整体歩行の習慣作りのまとめをお伝えします。

『10年後の常識!健康のツボ』

第533号 2017年7月17日

発行者 健康水先案内人/岡田宰治

公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7

 人類健康化の水先案内人/岡田さいじさんの

ブログより転載許可を得て掲載

 今回も最後までお読みくださり、ありがとう

            ございました。 感謝!

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