岡田です。
土日は久しぶりに福井に出張でした。
多くのポジティブな人に出会い元気アップしました。
それではいきましょう。
歩行整体は3本の矢で成り立つ
回復~健康のワンストップメソッド。
前回は第二の矢、
不良姿勢がもたらすゆがみについてでした。
今回はひきつづき(第二の矢)、
筋力不足、柔軟性の低下について解説します。
- 筋力(体力)不足
不良姿勢とともにやっかいなのが運動不足。
たとえ二十代であっても
動く量が少なければ筋力低下は始まります。
筋力低下はしっかり意識しないと、
借金が溜まっていくようにマイナスに傾きます。
「このままではいけない」と思ったら、
どこかで方向性を変えてやる必要ありなのです。
とはいえ、キツイ運動を始めれば、
三日坊主で終わったり痛めたりします。
また、病み上がりなどで体力が弱っていたり、
特定の臓器や関節が弱いなどの
弱点を抱えた未病状態の場合も注意が必要です。
こんな時は、
リハビリより少し強い程度の、
軽い体操(運動)から始めます。
理に適った方法が解れば最短距離で進めます。
体操や運動は順序が大切ですが、
ポイントは体幹筋の強化。
なぜなら、たいていの場合は、
体幹の筋肉が弱くなっているからです。
また、おいしいことに、
体幹の筋肉が強くなれば、
四肢や目に見える筋肉が倍速で強くなります。
なぜなら、体がぶれなくなるからです。
特に大腰筋の強化は大切です。
大腰筋の強化は、
少しコツがつかみにくいのが難点ですが、
それほどつらくないのは助かります。
楽に行えて、
ほかの体操とも相乗効果が高いわけです。
まず5~6種類からはじめ、
経過を見ながら徐々に種類を増やしたり、
体操の強度を変えたりして最適化します。
たとえば歩く姿勢が弱々しいという場合、
寝た姿勢や座った姿勢で、
体幹を補強する体操を数種類行うことからはじめます。
もし体力的に余裕があれば、
健康回復歩行も並行して行うとさらに効果は上がります。
- 柔軟性の低下
不良姿勢や運動量の低下に関連して、
柔軟性が低下することが多いです。
体の硬さは老化そのもの。
軟らかい体は若さの指標でもあり重要です。
柔軟性が低下している原因は、
関節潤滑の低下、
筋肉の伸縮力の低下、
皮ふ筋膜の潤滑の低下など、
ようするに油が切れているわけです。
これを解消するためには、
潤滑の改善を意識した体操を行うことです。
ストレッチやヨガ、筋肉絞り体操など、
いろいろな体操や運動があります。
体幹の筋肉から始め、
徐々に周辺部に広げて柔軟性を回復させていきます。
たとえば、ねこ背の場合は、
ストレッチポールとヨガのポーズを併せて行うと、
どんどん背中が伸びて回復していきます。
このようにケースバイケースで、
重要度が高いところから
柔軟性を取り戻せるように取り組んでいます。
こうして姿勢矯正や体操などで、
悪いクセを追い出し弱点が補強されると、
ゆがみは再発しにくくなってきます。
この状態で整体歩行を始めれば、
ゆがみのない状態を持続させることができます。
整体歩行を正しく実践すれば、
ゆがみを作らない体を定着させられるのです。
そして、さらに健康度は増していくのです。
つづきは来週です。
『10年後の常識!健康のツボ』
第532号 2017年7月10日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじさんのブログ
より転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。 感謝!